Ｔさんからお借りしている外付け光学ドライブプレイヤー。いい加減壊さないうちに返さなくては。（笑）そこでネットを探していたら2,300円程度の安いものを見つけた。安いったって性能が落ちる訳では無い。評価を見てみると中々良い。しかもＭディスクに対応ってある。
Ｍディスク？何じゃそりゃあ？恥ずかしながら私はＭディスクなるものを知らなかったのである。で、調べてみると従来のＤＶＤーＲやＣＤ−Ｒに比べると長期の保存が出来るのだそうだ。なるほど従来のものは下手をすると10年程で読み取りが出来なくなる場合が有るからな。事実私のＣＤの中にもそういった物が何枚か有る。今迄はＣＤやＤＶＤに記録しても消える可能性があったので、安心出来ず他のメディアにやたらバックアップを録っていた物で有る。しかしこれならこれ一枚でもＯＫかもしれぬ。
えー、問題はお値段ですな。私の場合常に値段が関係してくる訳でして。ゲッ、5枚で千円もする。止めた。これを買う時はどうでも記録保存しなければならないデータの場合だけでいいや。第一記録しても読み込む場合はやはりＭディスク対応で無ければならない。ここが問題なんだよね。つまり今度買うプレイヤーが壊れたら、またＭディスク対応の物を買わないと、Ｍディスクを買う意味が無いって事になる。まあ、逆に言えばＭディスクを使わなければ普通のプレイヤーと同じ事と言う事ですな。
尤も先に書いたようにお値段が安いんだから対応しているだけ儲けものって事になる。まあ、これはそう言う訳で一件落着。で、ついでにあちこち眺め回していたら、フロッピーディスクが売られていた。値段を見て驚いた。10枚で2,200円もする。先ほどのＭディスクより高いぜ。しかも書き込み容量はたったの1.44Ｍなのに・・・・。（笑）うー、生産中止になったとは聞いてはいたが、こんなに高くなっていたとは。
私はその昔、昔ったってフロッピーが余り使われなくなってきた頃だけど、友達に頼まれてフロッピー50枚あげた事がある。あれが有れば今では1万円か。またこれも昔だけどオリジナル宝くじ付き年賀状を作った時も当選者にフロッピー30枚あげた事がある。今となっては勿体ない事をした。でもまああいいか。私はまだしこたま持っているから。（笑）
それにしても時代の移り変わりでどうなるかはちっとも分からない。Ｍディスクは今度外付け光学ドライブを買わなかったら、知る事は無かっただろう。しかしこの規格も果たして長続きする物かどうか怪しい。現にＭＯやＰＤ、スーパーフロッピーは廃れ、今じゃ見向きもされない。Ｍディスクが市民権を得るかどうかは偏に使用者の利用価値と頻度による。フロッピーは市民権を得ていたので、生産されなくなった今では高額の値段が付いたのだ。果たして10年後、20年後にＭディスクは生き残っているだろうか？
