すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

きのこの四季を見る・食う会

 午前中お散歩した後、お昼を食べて今度は博物館へ。今日は「きのこの四季を見る・食う会」と言うのが催される。キノコ汁が無料でふるまわれると言うので、浅ましい私は当然参加する。(笑)柏崎きのこ研究会の皆さんがビデオやスライドを使って説明・講義してくれる。会場にはかなりの数のきのこファンの方が見えていた。

これから漸く春と言うのにきのことは些か時季外れな気がしないでもないが…。

 それぞれ会員さんの独自の編集内容で結構面白かった。京都の方でこちらの研究会の会員でもある方のスライドも面白かった。こちらではあまり見かける事の出来ないキノコを多く紹介されていた。中でも様々な冬虫夏草には特に目を引き付けられた。

 途中で休憩となり、お目当てのキノコ汁の相伴と相成る。ひょっとしてこれだけが目的の方もおられたのでは?(アンタだけだよ!)色んなきのこが入っていてうんめ〜〜〜〜〜え。一応2杯戴きました。3杯飲むとこちらには「バカの3杯汁」と言う言葉が有るので遠慮しました。

こりゃあ、うんめえ。もう1杯!

 きのこ研究会の副会長さんは自ら作った乾燥きのこの標本を持ってきて下さって、色々と楽しい話を聞かせてくれました。キノコ好きな方ってホントいるもんですね。

大きなコウタケの乾燥標本など色々ありました。
きのこの乾燥標本って作るの難しいんですって。

 講演のトリは研究会会長で我が師でもあるH先生の「海浜のきのこ」。昨年1年海辺を探してスナハマホウライタケと言う新潟県日本海側でも?)初のきのこを紹介してくださいました。本来の目的は一昨年寺泊海岸で発見され、話題になったアカダマスッポンタケを柏崎海岸でも見つける事だったのですが、砂浜環境が違うせいか発見は叶わなかったとのことです。海辺のきのこ探しに歩いてばっかりだったので、昨年は山の食用キノコは全然採らなかったそうです。だから鑑定を頼みに来る人が少しでもお土産に置いてってくれればと思っていたが、誰もくれるものは無かったと会場の笑いを誘っていました。でもね、オイラそれを昨年聞いていたから、ちゃんとあげたんだけどなあ。

トリはH先生の講義で「海浜のきのこ」

 兎に角楽しくも為になる講演でした。休憩時間の後、後半が始まる時些か人数が減っていたのはやはりキノコ汁が目的の方がおられたようで。(笑)また来年も参加したくなる会でした。キノコ汁また来年もお願いね。(笑)