今日は今にも泣き出しそうな空。予定では旧小国町の森林公園へキノコ採りに出かける予定だったが、天気の悪さに躊躇してダラダラとテレビを見続けてしまった。しかしテレビを見終わると、別に何もする事がなくなったので、やはり思い切って出かける事にした。
朝の10時頃にキノコ採りに出かけるなんていくら何でも遅いのだが、いつもこの時期は森林公園は大して人が来ていない。ましてやこの雨が降りそうな空模様では人も余り出てないだろう。それに車のフロント・ガラスに時折雨粒が当たってくるくらいだから、どちらかというと雨の心配をしなけりゃならないくらいだった。
所が現地へ着いてみると、嫌に車の数が多い。まあ今日は日曜日だし、Go to travelの関係で県外客が来ているのかなと思った。だが中段の駐車場の幟を見て愕然。そこには「魚沼きのこの会」と書かれていた。えー、こんな会が来ているの? ダメだこりゃあ。もう我が輩は早くも戦意喪失だぞよ。やはり「先んずれば人を制す」とはよく言ったもの。10時を過ぎてからノコノコやって来るようではあきまへんな。
ありゃあ、こんな会が来ているようでは今日はもうあきまへん。
まあきのこの篭を下げた人達の多い事、多い事。しかも流石きのこの会。食用きのこばかりでなく、毒キノコも勉強の為せっせと集めていまっせ。これじゃ我が輩の出番なんてありゃせんがな。(涙)
結局いつもアミタケなどを採取する地点まで往復しただけ。戦果は虫に食われたアミタケとハツタケとナラタケモドキ、何れもごく僅かという悲惨な結果に終わりました。
まあ、今日は日が悪かった。それにキャンプ場には大勢の家族連れがやって来ていてテントなどを張っている。ウー、今日はキャンプの日か? これじゃきのこの方もびっくりして引っ込んでしまうがな。しょうがないから、きのこの会の方々の採取したきのこを見せて貰う事にした。
ずらりと種類別に分けられたきのこ
しっかりと「食」「不食」「毒」「猛毒」にマークが付けられている。
これなんか我が輩が興味を持ったカオリツムタケだがナラタケに似ているので、注意が必要である。違いは柄にささくれがあるとの事、大いに勉強になりました。
毒キノコのクサウラベニタケ。実は我が輩も採ったのだが、傘色がもっと濃くてハタケシメジに酷似していた。しかし柄が空洞な事と、余りにひょろっとしていたためクサウラベニタケと判断。きのこの会の方に伺ってもそうだとの事。まあ傘裏もピンクだったしね。とにかくこのキノコはツキヨタケ同様食用キノコと間違われる筆頭格なので、注意が必要だ。
エー、そんな訳でキノコの戦果は無かったけれど、結構面白かったぞよ。しかし全然採れないと言うのも癪なので、日を改めてリベンジじゃー。