すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

中古住宅

 以前からKさんから出物の中古住宅が有ったら教えてと言われていたが、たまたま昨日畑の帰りに以前は売り家で無かった家が売りに出されていたのを見つけた。家に帰ってネットで調べたら、高床式の住宅で車庫は車が3台入り、部屋数は5、延べ坪数は48坪程、屋敷は120坪近く有る。外見上はちょっと外壁が痛んでいるのと、雨樋が無くなっている程度だ。築30年の物件で有る。お値段は何と300万円。破格に安い。で、Kさんに電話して不動産屋さんと連絡を付けて貰い、本日中を見せて貰うことになった。

 見せて戴く前に不動産屋さんから「かなり中はひどいですよ。がっかりしないように」と釘を刺された。聞けば1年程前くらいまでは前の持ち主が居住されていたらしい。ならば幾ら何でもそんなに酷いことはあるまい。私の以前の家だって建て直す前は築34年の代物だったのだ。地震でやられたから立て直したけれど、一応住んでいるからにはとんでもなく酷くは無かった。

 けれどこの物件は年数の割には酷かった。浴室のタイルはひび割れていても全然修理してないし、12畳の和室の畳に至っては茶色く変色してしまっている。また床が安普請で弱いし、全体にがっちり出来ていると言った印象は無い。見かけとは違ってちょっと期待を裏切られた感じだ。以前の持ち主の親は大工さんだったと言うが、これでは「紺屋の白袴」だ。不動産屋さんは500万くらい掛ければ、それなりになりますよと言うが、それでは安い物件とはなりえない。

 Kさん夫婦は老後に住む家が欲しいのだから、然程大きな屋敷や家を必要としていないのもある。大きな家をそれ程金を掛けるなのなら、こじんまりとした家でも簡単なリフォームで直ぐに住める家の方が欲しかったに違いない。

 それにしても中々中古住宅を見つけるのは難しい物で有る。どれもこれも「帯に短し襷に長し」だ。価格の安い物はそれなりにリフォーム費用が掛かる。まあ、現実はそんなに甘くないと言う事か。Kさんはまだ引退にちょっと間があるから、気長に良い物件を探して欲しいものだ。