すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

これですよ、これ

 今日はまた寒波がやって来たが、新潟へFさんが私の代わりに買ってくれたクレルのパワーアンプを取りに行った。たまたまFさん達が新潟へ品物の引き取りに来るので、お手伝いがてらアンプを引き取ろうという訳である。

 途中大分雪の降りが良かったが、新潟市へ着く頃には止んだので安心した。しかしFさん達ははるばる茨城県からやってくるので、途中が心配だ。案の定雪でいつもより1時間程度遅れたとのことだが、予定の正午前に顔を見せてくれたのでホッとした。

 何せ大型スピーカーの積み込みなので、4人がかりで乗せる。重〜い。(笑)ギリギリ車に積めたのが凄い。以前も同じスピーカーを載せているので、載せられるのは分かっていたとのこと。さすが。

 私はお目当てのアンプを戴いてついでにTさんからお土産までもらい、更にはお昼までご馳走になってしまった。悪いなあ。帰りの無事を祈って分かれる。私の方は途中から雪がひどくなり、家へ帰ってきた時には朝何も無かった雪が20cmほど積もっていたのでビックリ。アンプを繋いでみるのもそこそこに除雪をしなければならなくなった。

 夕飯を済ませ漸くアンプの試聴に入る。今迄低域用に使っていたラックスの5M21の代わりに入れたのが今回わざわざ新潟まで取りに行ったクレルのKSA-50Sだ。総重量は30kg近い。A級アンプで8Ω負荷で50w+50wの出力。4Ωなら100w、2Ωで200w、そして何と1Ω駆動が出来、出力は400w。こんなに低インピーダンスのスピーカーを駆動出来るのは電源部がしっかりしているからだ。

 私は常々アンプは電源部のしっかりしたものを使いたいと思っていたから、これはピッタリのアンプだ。しかもA級動作と来ている。申し分なし。かつてプリメインアンプながら凄いアンプと思ったのに、NECのA-10と言うアンプがあった。電源がしっかりしたアンプで、その通りしっかりした力強い音を出した。電源部の弱いアンプは貧弱な音しか出さない。しかし電源部を強力にするとお金が非常に掛かる。A-10はその強力電源部にかかわらず、10万円を切って売られたコストパフォーマンスが超高い製品だったのである。しかしさすがに部材に金をかけすぎたために採算割れしたようでマークⅡからは値上げをしたようだ。(笑)

 斯様に如何に私が電源のしっかりしたアンプが欲しかったかが分かるだろう。電源の貧弱なアンプは力強い低音が出せないと言って過言で無い。さて前置きが長くなったが、電源を入れて音出し。おお、最初から凄い。これですよ、これ。私が求めていた低音は。低域がパワーアップしたら、高域まで音が良くなって聞こえる。うん、さすが1994年頃60万したアンプだけのことはある。やっぱりハイエンドマシーンは違うと痛感した。さてこれでまた当分音楽が楽しめそうです。寝不足にならないように注意しなくちゃ。(笑)

ご覧のように大きいのでうちのラックには入りません。
結局横にして入れました。

インジケーターランプは電源とバイアスレベルだけ。
パワーレベルメーターもな〜んも無し。至ってシンプルです。
まさしく質実剛健ですな。