すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

クラシックを聴く

 夕食を終え、少しテレビを見てから久し振りにクラシック音楽でも聴こうかという気分になった。どれ、何を聴こうかなとレコードをガサっていたら、同じ様なレコードが有るわ有るわ.。中でもベートーベンのシンフォニーは腐るほど有った。しかもフルト・ヴェングラー指揮の5番は4枚有った。SP盤も入れれば5組になる。

 

 よくもまあこれだけ同じ盤を集めたものだと感心する。少しでも録音の良いものをと買い直した結果だろう。ベートーベンのシンフォニーは他も同じように大抵3枚くらい有る。結局聴くのは録音の一番良い盤だけなんだけどね。

 

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フルト・ヴェングラー。この人の盤はよくもまあ同じ物を買ったものだと

我ながら呆れる。

 色々ガサっていたら、まだ開封してないレコードも有った。呆れた。もう買ってから30年は経っている。この間一度も針を通してなかったなんて・・・。そのレコードはフルト・ヴェングラー指揮のワーグナートリスタンとイゾルデ」であった。歌劇の全曲盤で有るため、やたらと台詞が入るから、閑な時聴こうと思ってほったらかしにして、そのままになっていたらしい。う~、死ぬまでに聴いておかんとな。(笑)

 

 久し振りに聴くクラシックは新鮮であった。名器オートグラフで聴くオーケストラは流石にスケールが違う。ショルティ指揮、R・シュトラウスツァラストラかく語りき」は豪快かつ壮大に鳴ってくれた。

 

 続いて「ロッシーニ序曲集」をかけているとピンポ~ン。誰かと思ったらKさんであった。修学旅行に行った同僚の土産を私に持って来てくれたので有る。

「珍しいのを聞いているね」とKさん。まあ最近はあまりオートグラフでクラシックをかけてなかったからなあ。土産に持ってきてくれた「八つ橋」を戴きながらコーヒーを飲み、一緒にクラシックを聴く。レコードは続いて「クライスラーのヴォイオリン小品集」だ。

 

 夜の静寂の中聴くクライスラーのヴァイオリンの音色は体に染み入る。Kさんが帰った後もひとしきり昔の演奏家達の演奏を聴いて楽しんだ。いや~、こうして往年の名演を聴いていると、心が自然と落ち着きます。ジャズばっかりではなく、たまには真剣にクラシックを聴かなくちゃあと実感致しました。