Hさんのお誘いで初めてウォーキング大会へ参加してみた。今迄は専ら走る方ばかりの大会参加だったのだが、腰痛で走れなくなっていたので、歩く方に切り替えでーす。(笑)
歩くのは柏崎市と合併した旧西山町の北野地区や妙法寺地区。仕事をしていた時に何度か行った事はあるが、もうほとんど覚えが無い。知らないところを歩くのは魅力なので、参加した。当日は雨が心配されたが、何とかセーフ。反って朝の内は涼しい風が吹いていて心地よかった。
参加者は120名以上有りました。私のランニング・クラブのメンバーもこの大会の役員を務めている事も有って2名参加。また私の町内のNさんも参加されていた。歩くのが好きな人って結構いるんだなあと、改めて認識しました。
ラジオ体操などを済ませ、大会会場でも有る南部コミセンを午前9時40分頃にスタートです。コースは6.5kと8.5kの2コースが有りますが、無論私は8.5kコースです。
こんな所に睡蓮の池が有りました。もうすぐ花が咲いたらきっと見事でしょうね。その時は見に来ようかな?
途中トイレ休憩も兼ねて妙法寺の集会場に立ち寄ります。さてここからが歩きの本番という所。
この辺りは西山と長岡を結ぶ街道で、ここの集落はその宿場町でした。
山道へ入る手前の集落の所に旅の安全祈願をしたのでしょうか? お地蔵様が並んでいました。
コースは山道に入り、途中でモリアオガエルが産み付けた卵を発見。(わかるかなあ?)下にはちゃんと池が有りましたよ。自然豊かですな。
杉木立の坂道を登って行きます。段々傾斜がきつくなり、皆さん、やや辛そう。
でも木陰を抜ける涼風と鳥の声に癒やされます。
嘗て西山町は石油の採掘で賑わいました。ここは1300年ほど昔、調停に献上した石油の採掘場所で、今も少量では有りますが、石油が湧いています。地元の歴史科の先生が色々と石油や柏崎と長岡を結ぶ峠のお話を解説してくれて、とても参考になりました。なお草生水とは臭水(くそうず)で石油の事。
地元の歴史研究の先生の解説に皆聴き入ります。
献上場(おんじょうば)の」解説看板。
ご覧の様に今でもボッコボコと噴出しています。
さて山を下りて、妙法寺集落のお寺「超願寺」に寄り、お寺の謂れ(いわれ)をご住職様から聴きますが、何とこのご住職様は私の高校時代の同級生でした。48年ぶりの再会です。懐かしい!それにしても立派なお寺ですね。
どうも顔が似てると思って、話の後、お訊きしたら、やはりそうでした。
世間は狭いですね。(笑)なお、お寺は真宗大谷派です。
立て札によると、このお寺は歴史の有る由緒正しいお寺のようです。それにしても彼がここのお寺の住職とは。なお彼の父上は町長を務めました。やっぱりね。
と言う訳で正午過ぎにコミセンに帰ってきて、豚汁とおむすびを頂戴しました。心地よい汗をかいて、久し振りに1万歩歩きました。秋にまた大会が計画されてるそうですから、是非また参加したいものです。