はい、予定通り本日はウド採りですよ～。いつもの年よりちょいと早いが、今年は雪が無かったので、これでも遅いくらいだ。今年はゼンマイ採りはしなかった為、せめてウド採りくらいはやりたい。
と言う訳で毎年採っているお山へ向かう。一昨年まで使っていた道が一部崩れて通行不能となっている為、昨年、今年と大きく迂回して山の反対側からアプローチ。さて目指す第一ポイントから行動を開始したが、ここがほとんど駄目。誰かに先に採られたか？いや、どうも絶対数が出ていないみたいなのだ。それに少し伸びすぎている嫌いがある。で、早々にここに見切りを付け、第2ポイントへ向かう。ところが・・・。
第2ポイントへついたら、何と先客がいてござった。しかもゼンマイやウドを大量に採ってきている。あんらー、遅かりし、由良之助かー。さあ、どうすべえ。今更沢を降りていっても、もう採り尽くされて無いのでは？ いや、何の。これだけ広い場所だ。必ず見落としはあるはずだし、見てない所、行ってない所が必ずあるはずだ。そう自分に言い聞かせて、降りて行く。最初に同行したウーさんが小さい奴を発見したが、まさに取り残しという感じ。こんな物では満足出来ませんよ。
更に下に降りていって沢の反対側の土手に移ると、そこに有りましたよ。最初はそんなに大したことないなと思っていたのだが、よく見るとあちこちに生えている。で、どんどん横移動して採っている内にリュック満杯になってしまった。別の場所で採っていたウーさんは大した戦果を上げられず、私と合流した後、そんなに沢山出ているなら、呼んでくれればいいのにと悔しがった。
しかし悔しがる必要は無い。ここから昨年よじ登って採った急勾配の土手に向かう。ここは土手のかなり上の方に生えているので、下からは見えない所がミソだ。人に採られる心配が無い。ここをよじ登って行くと、有りましたよ。ずんぐりむっくりした型のいい奴が。今度はウーさんもよじ登ってきた。しかし手がかりがほとんど無い上、足下が滑るので、登るのは容易ではない。漸く私のいる所にたどり着いて生えているウドを見ると思わずニンマリ。
「私に採らせてー！」
んでウーさんに場所を譲って、私は横移動。こっちにもいい奴が沢山生えている。ところが先に言った通り、手がかりがないし、足の踏ん張りがきかないので、採っている内に滑り落ちてしまう。こんな事を繰り返している内に、すっかり泥んこになってしまった。しかし、お陰でしっかり収穫の方は有りましたよ。ね、先客がいてもやっぱり見落としは有るでしょ。もうリュックが重たいほど採ったので、帰る事にした。
ウドの生えている近くにはニリンソウの群落が有りました。
オホー、沢山出てる～。でもこの場所急勾配だから、留まっているだけでも大変なんだよねー。
帰宅したらウドの山分けに入る。まあ、私は採るのが面白いんだから、そんなに食べなくてもいい。でも型のいい奴は欲しいぞー。と言う訳で、難儀をしたウーさんと私がなるべくずんぐりむっくりの型のいい奴を優先的に取り、後は友人や親戚、近所の方にお裾分け。ま、上げたウドの中にはちょいと長いのも有ったが、只何だから我慢してチョ。
夕飯はまず酢味噌に生のウド。ウドのきんぴら。それから前日採ったワラビのおひたし。フーさんから戴いたタケノコを洋風に料理したもの。今日ついでに採ってきたコゴミの胡麻和え。前日作ったコシアブラの天麩羅と山菜尽くしでした。お腹一杯食べたので、明日は緑色のウ○コがいっぺこと（沢山）出るぞ～。（コラー、止めろー！）
