新しいドライバーに交換した我がオーディオシステムだが、当初は確かに周波数レンジが狭かった。しかし使っている内にその狭さは無くなり、寧ろ音がすっきりした分だけ高域が伸びて聞こえる。更に馬力不足、金管楽器のきらめきが無い、トランペットの音が遠い、などと感じていたのだが、それも鳴らし込んで行く内に解消してきた。
う～む、どうやらドライバーの振動板が良く動くようになってきた為らしいと推測する。やっぱり早々とこうであると診断するのは早計だったみたいだ。いやあ、悪かったね、ガウモント君。君の実力を見誤っていたよ。でもたぶんこうなるとは思っていたんだけどね、ウン。（調子のいい野郎だ。前はクラシック向きだ何だと言ってたくせに）
さあ、こうなるとまたレコードを聴く楽しみが増しますよ。何せ今迄はアルテックのスピーカーはクラシックの再生が余り得意で無かっただけに、このドライバーに換えた事によってクラシックも楽しめるのは収穫だ。勿論、クラシック再生用に使っているタンノイのオートグラフとは音の性質が違うが、これはこれで楽しめるのだ。
まあ、何事も早々に判断するのは考えた方がいいという見本だね、これは。女性もそうで見た目だけで判断するのは拙いですな。やはりある程度つきあってこそ、その女性の本質が見えてくる。あー、全然関係ない方向に話がずれたようで。
とにかくガウモント様。あなたはんの実力のほどはよーくわかりました。お見それしました。末永く使わせて戴きますぞ。
