すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

損してたあ(長いよ~ん)

 私はホームページを掲載している事から余りプロバイダーや回線業者を変える事はなかった。しかし新潟に有る某インターネットサービス会社の社長が我が家を訪れて熱心に変えてもらえないかというので、まあ価格も安くなるのでそちらに乗り換えた。

 

 ところが数年後にまたその社長が訪れ、また回線をNTTに戻して欲しいという。理由は変更してもらった回線業者は手間賃を一回切りしかその会社にしか払わない。つまり新しい顧客を獲得してやったにもかかわらず、一回限りの報酬でしか払わなかったと言う。NTTの方が年間を通じてもらえるから、そちらにまた戻して貰えないかと言う。私にしてみれば確かに回線業者を変えて、幾分かは安くなったものの雀の涙程度だ。これでは回線業者を変えたメリットと言うほどの物はない。当初は月に最低500円くらい安くなる物と思っていただけに、私としても拍子抜けだった。

 

 その社長の頼みを聞いてやる義理はないのだが、まあNTTが回線業者の方が何かとトラブルの時に駆けつけて貰えるのが早いので、私もいずれまたNTT東日本に戻そうと思っていた。で、彼からの申し出は渡りに舟だったので直ぐに承知した。勿論向こうからのお願いなので工事費は無料が当たり前で有る。

 

 さて契約の際、書類に目を通してみたが中に「ITサービス」と言うのと「あずけ~る」というのが有った。こんなサービスは必要ないよと言うと、6ヶ月たてば解約しますので、頼むから顔を立てて入ってくれと言う。まあ、半年くらいなら我慢してこのサービスを受けるかと同意した。

 

 ところで2018年の12月頃にso-netから電話があり、こちらに乗り換えて貰えないかと言う。私はホームページを開設しているから、プロバイダーを変えるのは嫌だというと、ホームページやメールアドレスは以前のプロバイダーに残せますと言うではないか。しかもその場合のプロバイダー料金はたったの220円。so-netに変えた場合の料金に加えても今迄よりはずっと安い。しかし料金請求会社が変わるとまた少し面倒になるので、その事を尋ねたら、料金請求は今迄通りNTTからの請求になると言う。

 

 これで私の腹は決まった。実はこれまでのプロバイダーWAKWAKは料金は安いので、大変結構だったのだが、如何せん回線スピードが遅くて話にならなかったのだ。だから早いプロバイダーに変えたいという思いはずっと有ったのだが、ホームページやメールアドレスがネックとなり、中々変える決断に至らなかった。しかし漸く速い回線に切り替えられる。

 

 で、新潟のインターネットサービス会社の勧めで戻したNTTの回線はまた1年9ヶ月ほどで別会社のそれになった。ところで私はNTT時代携帯もドコモを使っていたので、料金請求はNTTファイナンスから纏めて送られて来ていた。これをペーパーレスにすると幾分か安くなると言うので、@ビリングというネットで使用料金を見るというサービスに変えていた。

 

 ところがその後携帯はスマホにして、ドコモからBIGLOBEに会社を変更したし、前述のように電話の回線業者を変えた為、@ビリングは当然使用出来なくなって、NTTからの使用料金明細が分からなくなった。so-netの方はホームページで確認出来る。しかし私は月々銀行の電話料金の自動引き落としの金額を見るとso-net掲示してある料金と違っているのが気になっていた。

 

 一体この差額は何じゃろうな? 何かNTTから別に徴収されているのが有るのかと思って色々調べようとしても、前述のように今は@ビリングが使えないから分からない。そこで思い切って今日はNTT東日本に電話してみた。そうしたら漸く分かった。何とそれは既に解約されていたと思っていた前述の「ITサービス」「あずけ~る」の料金だったのだ。料金はそれぞれ1,000円、500円。つまり消費税をいれて1,650円が使いもしないのに毎月取られていたのだ。

 

 ちなみに「ITサービス」とはパソコンやネットに関する様々な相談に乗ってくれるサービスで、「あずけ~る」とはパソコンのバックアップを行ってくれるサービスらしい。余計なお世話だ。そんな物はオイラにゃ全く必要ない。だから6ヶ月という約束だったのだ。恐らく前述の社長が解約を怠ったに違いない。また月々のNTTファイナンスからの請求書にはこのサービス料金が全く明示されてなかったので分からなかったのだ。

 

 だから3年3ヶ月もの間私は知らないでこの使ってもいないサービス料金を払っていた事になる。つまり1,650円×39=64,350円だ。いや消費税10%は昨年10月からだから実際はもう少し安くなろうが、いずれにしてもオイラみたいな生活困窮者には大損害である。まあ、今となってはあの時約束した前述のサービスが「6ヶ月間無料」だから、嫌だったら6ヶ月後に解約すればいいから入ってくれだったのか、6ヶ月後には解約してやるからだったのかは記憶にないが、とにかくまだ今回気がついて良かった。

 

 もしプロバイダーを変えなかったら、恐らくずっと気がつかなかったろうから、怪我の功名と言える。まあ、損はしたものの傷は浅いと言うべきか。とにかく皆さんも契約する時は良く確認して下さい。そしてたまには今使っているサービスが果たして本当に必要なものか、今一度ご確認を。毎月必要としないものに僅かでも支払うのは長い年月の間には相当の額になりますよ。くれぐれもご用心。さー、明日はこのサービスを解約するぞ~。