私の今乗っている車、スバル・レガシーに2度目のリコールが有った。今度はヘッドランプの光度不足が有るから、取り替えると言う。ふ~ん、ま、リコールというなら無料でしょうから、それは応じない訳には行かない。
と言う訳で本日は朝早くから車をスバルの修理工場に出して、代車を借りて来た。ヘッドランプのバルブ交換をして貰ってる間、同級生のM君のパソコン修理などをやっていた。バルブ交換だから、簡単に午後には出来るものと思っていたら、案に相違して夕刻6時頃に出来ましたよと電話が掛かってきた。
車を交換しに行ったら、バルブは交換したけれどもランプレンズが黄ばんでいるから、まだ指定の光度に達していないとの事。だからヘッドランプそっくり取り替えねばならないと整備士さんは言うのだ。え、バルブはリコールだから無償で取り替えてくれるにしても、まさかヘッドランプレンズまでは只にはならないだろうと思って、
「それは無料では出来ませんよね?」
と訊くと、
「いいえ、光度不足を解消しないとリコールした事にならないので、それも無料になります」
との事。
ヤッホー!ラッキーじゃ。実はこの車、以前のオーナーが8年、私が2年の計10年も乗っているから、ヘッドランプレンズはしっかり黄ばんでいる。昔の車だったらレンズはガラス製だったから、黄ばむ事はなかったが、今の車は軽量化が図られているから、レンズはアクリル製なのだ。だから経年変化でどうしても黄ばんでしまう。
だから当然黄ばんでくれば光度は幾分かは落ちるだろうし、見た目も透明度がなく、みすぼらしく見える。そこでレンズ・クリーナーでも買ってきて、いずれ磨こうかなと思っていた所だ。それがメーカーの方から無料で交換してくれるとは、こんな有り難い話はない。私が思わず
「え、ホント? 儲かっちゃったなあ」
とつぶやいたら、整備士さんは笑っておられた。実のところ夜、車を運転すると、車が良い割にはヘッドランプが暗いなあと思っていたのだが、ランプレンズの黄ばみが原因かなと考えていたのだ。
とにかく今回のリコールはまさに渡りに船だったが、10年経ってもまだリコールで直してくれるとは、スバルは責任ある良い自動車メーカーですな。ハイ、この次買う車もきっとスバルにしますよぉ、確約出来ないけど。(笑)