マーさんがやって来て自分の車にヨットを運ぶためのキャリアを付けたと言う。あっ、そう。良かったね。(そんだけ?)え、だから運ぶ時は一人じゃ乗せられないから、手伝ってくれって? だから一人で手に負えないような物を買わなけりゃいいのに。なぬ、ヨットを教えてあげるからって? 結構。アタシャもう海とはお別れしてるんだから。
「まあ、ヨットは面白いんだから。それにほれ、これをあげるからさあ。」
「あ、これはメモリーでねえの? これがどうした?」
「だから、ほれこの間フライト・シミュレーターのためにメモリーを増設したって言っただろ。前に使っていたメモリーが余ったから、すかんぴんさんにあげようと思って持ってきたんだよ」
「キーミ、キミ、最初にそれを言わなくちゃ駄目でねーの。ふふふ、魚心有れば水心。そちがそうやって越後屋みたいな事をすれば、何も余もそうすげなくしない物を。まあ、確かに一人で運ぶのは大変だから、連絡さえしてくれれば手伝うのは吝か(やぶさか)ではないぞよ。」(えっらそうに!)
と言う訳で貰ったメモリーはDDR3の4Gバイト二枚。幸いにしてオイラのパソコンのマザー・ボードのメモリー・スロットはまだ二つ空いている。このマザーボードはメモリーが6本挿せる優れものなのだ。今迄は2Gが四枚だったがこの二枚を加えることによって何と16Gの増量だあ。
16Gのパッケージに入っているが、中身はマーさんが以前使っていた4G二枚。
早速我がマシンに取り付ける。おお、ちゃんと16Gになった。どうやら使えるな。でもあんまり速くなった気がしない。まあ、それ相応のソフトを使わなけれ
ば速さは実感出来ないのだろう。なにメモリーは多ければ多いほど良い。有難い物を戴いたな。ふふふ、これも拙者の人徳のなせる業か。(まーた始まった)
そしてもう一つ有難かったことがある。それは以前誰かから戴いたレコードだが、あまりまだ整理していなかったのを、今回よく見たら何とグレン・グールドのバッハとエンリコ・カルーソーの名唱を集めたレコードが有った。これはどちらもオイラは持ってないからラッキー。特にカルーソーはSP盤で少し持ってはいるが、こうして名唱を集めた一枚のLP盤としては持っていなかっただけに嬉しい。
で、早速聴いてみた。無論SP盤で録音された物をLP化したもので有るが、その声量の豊かさは些かも失われていない。はい、愛聴盤がまた増えました。えへへ、本当はもう一枚レア盤が有ったんだけど、、その紹介はいずれまた。ともあれ今日は大吉の日でした。
ラッキー!カルーソーの盤が有ったよ~ん。