毎日のように決まって夕刻6時過ぎ頃になるとファックスの電話が掛かってくる。番号が04で始まっているから千葉か埼玉辺りから掛けているのかも知れない。もう我が家は商売はとっくに辞めたので大事なファックスが送られてくる事はまず無いと言って良い。だから受話器を取り「ピ~」の発信音が聞こえたら即切る事にしている。
ファックスの電話は一切受け付けないようにしているので、大分ファックス電話は来なくなっていたが、ここの会社は粘り強くしょっちゅう掛けてくる。あのね、毎回切られているんだから、いい加減無駄だという事に気が付いてよ。電話代勿体ないでしょ。
それでも留守の時など電話機の方で勝手に受信してしまうらしく、たまに着信されている事がある。いっそファックス機能無しの電話機もあるのでそれに替えてもいいんだけど、電話番号の登録などを今の電話機にしてあるので、面倒くさいからそのまま使っている。
この与太ファックスが掛かってくる時、運良く電話機の側にいればいいんだけど、時刻が時刻だから大抵晩飯を作っている時なのである。慌てて出てみれば「ピ~」だから思わず電話に毒づいてしまう。
「バカヤロー! この小忙しい時に毎晩毎晩掛けてきやがって。エー加減にせい。」
まあ、切った電話に怒鳴ったってしょうがないんだけど、メシを作る手を休めてわざわざ出てみればこうだから頭に来る。
んでこの与太ファックスはたまに朝方掛かってくる事もある。夜が駄目なら朝があるとでも思っているのだろうか。あのね、夜だろうと朝だろうと同じ事だよ~ん。まあ古い電話帳にはまだうちの電話番号が載っているので掛けてくるんだろうけど、これだけ切られていれば掛けるの無駄だという事くらい分かるでしょ。全く学習能力ないんだから。(笑)
最近は受話器に04の番号が表示されると「ピ~」の音も聴かないうちに切る事にしている。「ジョジョの奇妙な冒険」に出て来るディオのお得意の台詞じゃないけど「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」なのである。そういう訳で与太ファックスを送ってくる会社さん、諦めが肝心よ。(笑)