昨晩暢気にパソコンのオークションの事を書いていたバチが当たったのか、オークションでエライ目に遭ってしもた。オイラの狙いのパソコンは残り30分を切って22,500円也。まあ、パソコンのオークションで残り30分を切れば大概そんなに値は上がらないのは経験済みだ。この分だと3万円ちょっとくらいで落札出来るかもとその時は楽観視していた。
さてそろそろ入札するか。ここでオイラは3万円として入札しようと思っていたが、待てよ、こういう時は大抵相手は切りの良い3万円くらいまでは入れてくるはずだと思い、姑息な手段で3万1円を入札しようとしたが、いやいや、それではみみっちい。まあ、3万100円だなと思ってそれで入札した。(大して違わねーじゃねえの）
はい、「貴方が現在最高額の入札者」ですの表示が出た。えへへ、どんなもんだい。このパソコンもうオイラが戴きだね。ところが、アレレ、何か変だな。オイラ3万100円で入札したはずなのに3万2千円になってる。ど、どういう事。
その後はどんどん値段が上がり、4万円を突破。オイラと何処かの某氏との一騎打ちになった。エー、オイラパソコンは3万5千円までしか出さないと決めていたし、3万100円で入札したはずなのに何でじゃー？ うー、おかしい。で、よくよく考えてみたら、数字を打つ時には最初確かに30000と入れたはずだ。そして一旦30001と打ち直した後、300100と入れた記憶がある。あ？、300100円だって。30万100円じゃないの。ひんえ～、道理で。クソー、0を一つ消すの忘れてた。（おっちょこちょいなんだから、もう）嗚呼、錯覚いけない。よく見る宜し。（升田幸三九段のギャグなんて誰も分からんぞー）
そ、そうするとこの先どうなるの？ 某氏が降りなければんどん高値になって行く～。止めてくれ～。コラー、某氏、頼むからオイラと張り合うな。だがオイラの祈りも空しく値段は上がりに上がって遂に6万円台に。
アヒー、もう止めてチョ。これじゃ今月もう生活出来ん。ま、まさか30万なんて行かないよね。頼むからそれだけは勘弁して。サラ金から借金しなけりゃならん。（アホ！）そして残り15分。価格上昇を続けていた数字がピタリと止まった。
おお、やっと止まった。な、何とかこのままで行ってくれ。そうでないと今月はあと霞を食って生きていなけりゃならん。（仙人でもあるまいし）んで、息を殺して成り行きをじっと見ていた。残り2分。どうやらゴールが見えたようだ。いや、まだ分からん。土壇場で入札された例を過去に何度も経験している。残り50秒、30秒、10秒、5, 4，3，2，1。お、終わったあ。ハア～、どうなるかと思った。
でも凄く高く付いたパソコンになった。これじゃパソコン2台買える値段じゃ。う～む、昨晩の夢見が悪かったからなあ。何せ貧乏神が4人集まって麻雀やってる夢だったしな。（嘘つけ！）え、ところでどんなスペックのパソコンを落札したのかって？
あー、よくぞ訊いてくれました。ケースはイイヤマのミニタワー。CPUはCore i７-6700、4コア、8スレッド、クロック周波数は最大4GHz。しかも水冷クーラー付きです。メモリーは大容量の32G。ストレージはSSDが500G、ハードディスクが2T。光学ドライブはブルーレイ対応のスーパー・マルチ。グラフィックは残念ながらCPU内蔵のHD Graphics530。恐らく出品者さんはグラボをまだ使う予定だったので抜いて出品したんでしょうな。凄いのは電源で何と大出力の700W。一体何を繋いだらこの容量を使い切る？ はい、Lan端子は当然有ります。USBは3.0に対応です。まあ、6万9千円も出したんだから当然だよね。（送料を加えると7万突破だよ～ん）
まあ、これだけのスペックのマシンが3万5千くらいで買えたら最高だったんだけどね。7万円じゃとてもじゃないがお買い得という訳には行きまへんな。まあ、ちょっと失敗したけど憧れの高性能水冷マシン。こうなりゃ骨の髄までしゃぶって使い倒してくれん。しっかり元は取りまっせ。でもね皆さん、入札する時はくれぐれもご注意を。（あんたばっかりだよ、そんな間違いをするのは。）
