ウィッチ・ハウンドさんがネズミに入られて悪戦苦闘している事をブログに書かれていたが、我が家も中越沖地震の時に入られた。自身で家が歪み、何処かに隙間が出来たのか、いつの間にか台所に入っていた。
何か台所に置いてあった箱の中が荒らされているなと思ったらネズミの仕業であった。幸いネズミは台所から出ていないようなので対策を練った。まず台所の戸をピッタリ閉め、敵を台所から外へ出さない。そうしておいてから罠を仕掛ける事にした。これは昔ながらのネズミ捕りの篭がいいのか、それとも殺鼠剤みたいな奴がいいのか、はたまたごきぶりホイホイみたいな粘着シートがいいのか迷った。篭式は捕まえてから水の中に入れるのがどうにも嫌だし、殺鼠剤なんかは何処で死なれるのか、分からないところで死なれてそこで腐られても困るので無し。結局粘着シート式を選んだ。
でもこれ捕まってからも生きているんだろうな。えーと、あの時はどうしたんだっけ？ まあ、とにかく確か2匹以上小さい奴だけど捕まえた覚えが有る。で、捕るだけでは駄目で、また入られたら何の意味も無いから、外から入る隙間みたいな所は取り敢えずガムテープでふさいだり、木片を打ち付けたりした覚えが有る。
しかしネズ公といえどやはり野生の物は生きるのに必死だね。何せおまんまにありつかなきゃ飢え死ににだからね。餌のある所を嗅ぎ付けて必死こいて侵入してくる。まあ猫でも居りゃ入って来ないだろうって？ んにゃ、最近の猫は専用ペットフードなんか食べているから、ネズミなんて捕ってくれまへん。その辺でお昼寝してるのが関の山でんがな。（すかんぴんと同じだね。――コラッ！）
まあ本当にネズミを捕るのが上手いのは青大将だろうね。昔は古屋の天井裏なんかに結構居たんだけど、今は何処の家もすっかり新しくなって隙間の無い家になってしまったから、滅多に見なくなってしまった。まあネズミは捕ってくれるんだけれど、少し不気味だし、小鳥なんかを飼っていた日にはそれも狙われるから、手放しで喜んでは居られない。
まあ、そういう訳で昔は敢えてこの青大将君を追い出すなんて野暮な事はしなかったようだ。でもたまに或る日バサリと天井から落ちてきたなんて事になるとやはり嫌だよね。（笑）
エー、これは昨年も書いたんだけど、昨年小屋を片付けていたら、米袋をネズ公に囓られていたので、米袋を別の場所に移す事にした。その時蛇が出て来たのを鮮明に覚えている。長くない蛇だった。シマヘビでは無いと思ったが･･･。一瞬だったので良くは分からなかったが、蝮だったかも知れぬ。
まあ、どっちでもいいんだけど、やはりネズミを狙ってきたのだ。まあ、シマヘビくらいだったらいっそ住み着いてくれた方がネズミ除けになっていいかも知れない。そうなりゃネズミ捕りなんか買ってこなくても済むしぃ。
これから雪の時期に入ると敵さんは外に食べる物が無いので、何でも囓りに家に侵入してくる。我が家は本宅の方は心配ないが、小屋は下が車庫になっている関係で何度も入られている。今年は定期的に点検に行かなければ。
とにかく雪の時期はネズ公も人間も中々大変ですな。ところでウイッチハウンド様のネズ公は無事に年を取れませんでした。ネズミ君、世の中はそう甘くは無いんだよ。アーメン。
