すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

何でも我流

  私の小さい時は家が貧しかったので当然習い事はほとんど出来なかったが算盤道場にはやって貰えた。習字も習いに行くことが出来たのだが、以前書いたように私は習字が大嫌いだったので行かなかった。お陰で今でも金釘流である。

 

 算盤は小学3年生から習い始めて6年生で一応商工会議所検定試験の3級を取った。その後は中学校に入りクラブ活動が忙しくなったので止めたが、今から考えると算盤もそれなりに上達したのだから、楽器かなんかも習っておけば良かったと後悔する。

 

 我が家の経済事情も3番目の私が生まれた頃はすこし余裕が出来たようなので、その後テレビを買ったり、私も色んな我が儘を聞いて貰えたように思う。だから小さいうちに楽器の一つでも(特にピアノかギター)でも習っておけば今どれだけ楽しかったことか。

 

 まあピアノは置く場所もお金も無いから絶対無理だが、ギターなら何とかなったかも。でも教習料が払えなかっただろうな、きっと。(笑)だから長じてからはその頃出来なかったことを始めるのだが、小さいうちと違って中々反復練習が出来ないし、我流でやっているので上達するはずが無い。まあ、元々センスが無い上に自分勝手にやっているのだから、これで上手くなる方がおかしい。(笑)

 

 我流で何とかなっているのはパソコンくらいだ。しかしこれとてもキーボードのタッチタイピングは出来ないし、満足に各ソフトを使いこなせている訳では無い。差し当たり使用するに困らない程度だ。

 

 英会話も二十歳代に熱心にやった。こちらは「カムカム・エヴリババディ」ではないがテレビやラジオの番組を熱心に聞いたのでそれなりに上達したのだが、やはり実戦経験が少ないのと仕事が段々忙しくなってきたので止めざるを得なくなった。

 

 将棋は学生時代から社会人になるまでは熱心だったが、如何せん相手がいないと駄目な競技だから、仕事が忙しくなると勢いこれも遠ざかった。なお将棋は我流で全然構わない。嫌、純然たる我流では無い。将棋雑誌を読んで研究しているのだから。結局今は碁盤も将棋盤も納戸でおねんねしている。(笑)

 

 その点オーディオは聞く専門なんだから腕もヘチマも無い。機械をそれなりのものを使っていればそんなに変な音は出ない。しかし使いこなしという技術が少しは必要だが、何とか長年続けてきたお陰で少しは進歩したようだ。

 

 習うと言うことはある意味楽なのである。ちょっとした間違いで全然進まなかったことが僅かな助言で飛躍的に進むし、出来なくて挫折することも無い。だから無駄な時間を使わなくて済むのだ。今はお金は少々払ってでも習いたい気持ちは有るが、如何せん気力が続かなくなった。やはり習い事は若いうちなんでしょうな。