すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

三密は避けようはどうなった?

 すっかりコロナ禍による行動制限が無くなって各地で様々なイベントが行われるようになった。当然人が集まる。コロナ禍の最初の頃は三密を避けよと盛んに言われたものだが、今ではそんな事は何処へ行ったやらだ。都会の街の様子を見ていると、これでは感染者が増えて当たり前だくらいの人出になっている。

 

 もう感染者がどれほど増えようとお構いなしなのか? 一方でこれほど医療機関が逼迫しているというのに、何の規制も掛けないでいいのだろうかと思う。確かに感染しても無症状だったり軽症の人も少なくない。だからと言って野放図に増えるに任せていいものか。重症化する人や後遺症に苦しむ人もいるのだ。

 

 どうもある自治体がイベントを今年はやりますと言ってから追随する自治体が増えてきて全国に飛び火したような気がする。確かに3年間も行事やイベントをやって来なかったからやりたいのは分かる。しかしそのツケは医療関係者や弱者に回ってくるのだ。

 

 イベントをやって感染者が増えたとて為政者は決して責任を取らない。感染率の高い今のウィルスに責任を押しつけているのではないか。(笑)そもそもイベントをやる根拠や判断は何に基づいているのか、明確に示している自治体はあるのか。

 

 今日は晩に市長を交えた地域懇談会があった。席上、私は町内会はどのような状況であれば行事、イベントが行えるのか判断の基準を示して欲しいと迫ったが、残念ながら明確な回答は得られなかった。判断は各町内会に任せるというものだ。しかし色んな局面に置いて様々な規制を掛けて置いて今更それはなかろうというのが私の実感だ。

 

 市が行うイベントや行事も感染の状況が今はこれこれこうなっていますし、病床占有率も下がっていますから、やっても良いだろうと思いますくらいな説明があってもいいはずなのだが、唐突に今年はこれとこれをやりますではどうも納得が行かない。

 

 私一人が長々と質問を繰り返す訳にも行かず、結局消化不良のまま終わったが、国や都、県も何ら行動制限の基準を示していないから、自分たちも示す必要は無いと思っているのだろうか。市の広報で行き当たりばったり的に対策を報告されても困る。コロナ対策は長期的な視野に立って、また一貫した政策であらねばならないと思うのだが、どうも私の意見の述べ方が下手糞なせいか十分に伝わらなかったのは残念である。