すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

市の行事はやるけど町内の行事はやっちゃ駄目

 我が柏崎市は今年は恒例の閻魔市と花火大会はやる事が決まった。過去2年間は休止しているが、感染状況、重傷者数などから判断した物らしいが、案外お隣の長岡市がやはり花火大会の開催を決めたから自信を深めて右倣えしたのかも知れない。だけど市は我々の町内会に対して今年の敬老会は自粛するようにとの通達を出している。これには大いに矛盾を感じるがどんな物だろう。

 

 そもそも町内で日々暮らしている人達にコロナに感染するような事があれば直ぐに分かるし、また自ら行動規制をする。だから本当は集まってもそれほど心配はないのだ。しかし閻魔市や花火大会は県外、市外の人も来るし、何より不特定多数の人が集まり騒ぐ。幾ら市が規制しようと密集状態になるのは避けられまい。また閻魔市などは決められた場所で飲み食いさせると言うが果たしてちゃんと守られるだろうか甚だ不安である。

 

 第一この二つの行事を開催した結果感染者数が爆発的に増えた場合の責任を誰がとるのか。まさか市は必ずしも閻魔市や花火大会が原因ではないなどと逃げ口上を打つつもりではあるまい。市のこう言ったやり方が成り立つのなら、敬老会だって席を離して行うとか色々やり方は考えられるはずだ。それに飲食店だって似たような状況ではないか。飲食店より素性の知れている人達の集まる会の方が余程安全ではないのか。

 

 経済を回すためだとかの言い訳で市民を危険に晒すような事はあってはならないと思うが、一方では開催を望む人がいるのも確かだ。こう言う人達は自分は余程コロナに罹らない自信があるのか、それとも掛かっても重症化しないから大丈夫と思っているのだろうか。しかし若者でも少なからずコロナの後遺症に悩む人達がいる。決してこの病気を軽く見てはいけないと思う。

 

 私なんか過去に肺炎を患っているから戦々恐々である。だから不特定多数の人が集まる所へは出掛けないようにしている。こうやって個人的にそれなりに努力自粛しているのに、一方では錦の旗の下に堂々と大勢が集まる事が出来るのは不思議である。別に市がお墨付きを与えたからとて感染のリスクが減る訳ではない。今でも毎日十数人の患者が新たに発生しているし、そのせいで臨時休校になったりしている。これでは何のために臨時休校するか分からないではないか。

 

 一方で一所懸命感染者を出さないよう努力をしているのに、片や寧ろ積極的に発生する方に手を貸すなどとは何とも呆れ果てて開いた口が塞がらない。経済を回すのもいいが、民間に自粛を促すなら少なくとも今年1年間はもう少し様子を見た方ではいいのではないか。そう思いませんか、支離滅裂な柏崎市長様。