すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

聞いてみたいスピーカー

 今はオーディ熱が下火になり、オーディオ屋さんもオーディオ・メーカーさんも少なくなって色んなスピーカーを聞く機会は激減してしまった。特に私みたいに地方に住んでいる物は尚更で有る。昔は電器屋さん回りをしてもそれなりの種類が聞けたが、電器屋さんも高級オーディオを置かなくなって久しいし、聞ける事なんかまず無い。

 

 そうなるとオーディオ・マニアの方の所へお邪魔するしかないが珍しいスピーカーを持っている人は案外少ない。嘗てはJBLやTANNOY辺りが人気で何処へ行っても4343やアーデン、バークレーなどは置いてあった。

 

 私が聞きたいと思うのはそんなスピーカーではなく少し変わった高級スピーカーで有る。JBLのエベレストやK2と言ったスピーカーの音は大体聞かなくとも想像はつく。私が今聴きたいと思っているのはノーチラスだとか静電型スピーカーだ。昔はESLだとかアク-スタットくらいしか無かった様だが、近年はアポジー辺りも頑張っているので、シンティラとかディーバを聞いてみたい。

 

JBL「エベレスト」D67000

JBL「K2」S9500

 

B&W 「ノーチラス」

 

APOGEE 「シンティラ」

 

 

 

 静電型は如何にもクラシックの弦楽演奏に合いそうな雰囲気だ。反面オーケストラのスケール感やジャズのような立ち上がりの早い音楽に対応出来るのか、そこのところが分からないので聞いてみたいのだ。なんか歪み感が無さそうな所も宜しい。しかしシンティラなどは低インピーダンスだから駆動するアンプを選ぶ。なかなかこれも大変だ。お安いアンプでは鳴ってくれそうもない。(笑)

 

 古い方では勿論Westernだが聞いた事が無い訳ではないので、ここはまだ聞いた事のないジーメンスの25cmコアキシャルスピーカー、通称「鉄仮面」を聞いてみたい。それも3本を平面バッフルに取り付けた「ワイドアングル」と呼ばれる物ならなお結構だ。ドイツのスピーカーは独特の個性を持っている。ジーメンスに買収されたクラング・フィルムのオイロダインは聞いた事が有るが鳴らし方で大分音色が違う。

 

 このコアキシャルも結構鳴らし方が難しそうだが、上手く鳴らせば十分音楽を聴かせてくれそうだ。フーさんなんかは聞いた事が有るそうで、私の好みの音では無いみたいな事を言っていた。そうなると益々聞きたくなってくる。しかしこのスピーカーはオーディオ最盛期の時も何処にでもあるスピーカーでは無かったので今では使っている人は極僅かだろう。

 

ジーメンス 「ワイドアングル」

 

 え、中古ならまだ有るだろうから買って聞けって? えへへ、まず先立つ物が無いのと、仮に買えたところで置く場所がアリマシェーン。やはり使っている方の所へ行って聞かせて貰うのが一番ですな。エー、何方か使ってはりませんか?

 

(写真は「オーディオの足跡」「すみやサウンドギャラリー」「LIVEDOOR」からお借りしました)