ここへ来てかなり朝方冷え込んだ日が続く。愈々暖房器具のお出ましである。ついこの間まで暑い暑いと言っていたのにこの気候の変わりようには恐れ入る。
ところで我が家はオール電化だから暖房器具も一切が電気製品である。今はまだそれほど寒くないのでエアコンで凌いでいるが、もっと寒くなったら蓄熱暖房を稼働させねばならない。で、少しでも電気代を減らそうと家を建て替えた時に太陽光発電を上げた。2年前迄は売却電気料がそれなりの価格をしていたからいいが、今はその売電価格も大幅に下がり、雀の涙程度である。
そして例の東日本大震災で原発などが停止になり電気代は高騰した。それに加えて今年のロシアによるウクライナ侵攻により、石油や天然ガスなどの輸入価格が軒並み高騰し、更に追い打ちを掛けることになった。かてて加えて更に拙いことには我が家の太陽光発電のパワーコンディショナー（発電したのを家庭に取り入れる装置）が壊れてしまった。
今年の何月頃からかは知らないが道理で各月の電気料が高かった訳だ。私は先の述べたことが原因で高くなったんだろうと暢気に構えていたから馬鹿な話だ。まあ、もっとも丸っきり壊れた訳では無く、機嫌のいい時は少しは動いていたようだから気が付かなかったのも無理は無い。
しかしそのパワーコンデショナーは遂に昨日ご臨終を迎えた。すると太陽光発電による電気は一切使えなくなる。アヒー、また電気料がかかるベ。一応業者さんに発注はかけてはあるのだが、半導体不足の昨今在庫が無いといつ届く屋も知れぬ。誠に困った。
価格も安くは無い。取り付け工事料も含め凡そ25万円ほどだ。う～、師走にはまだなってないけど風が身に沁みる～。
まあ真冬になれば屋根に雪が積もればどのみち発電は出来なくなるのだが、それでも雀の涙でも良い。僅かでも発電してくれれば家計が助かるというものだ。しかしこうなると使用する暖房器具も考えねばならない。熱を出す電気器具は電気料がかさむ。そこでいっそこの冬は石油ファンヒーターでも復活させようかとも考えている。部屋の空気は汚すし､オイラみたいなボケ老人は消し忘れなどを考えるとどうにも危ないのだが、こう電気代がかかっては真剣に考えねばならなくなった。
来年からはまた電気料が値上げになるようだが、これ以上上がったらオイラの方が音を上げちゃうよ。政府は来年電気代の補助を考えているようだが、ばらまきでは無く、抜本的な解決策を打ち出して欲しいものだ。
