すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

スピーカーの箱

 この間○桐さんが新しく購入したスピーカーの音が高域に偏っていると行って来た。これはフーさんからお世話戴いた物で私はそんなに悪い物、イヤかなりいい線行っているスピーカー・ユニットだと思う。もう既にその音を聞いているミーさんはいい音だが箱を替えればもっと低域が出て充実した音になるだろうとの見解だった。

 

 私もその様に思う。元々鳴りっぷりのいいユニットだし、フルレンジスピーカーの高域が伸びているなんて寧ろ有難い話である。まだ彼は十分に使いこなしていないのだろう。それ程使用したユニットは思われない。まるで新品のようなコーン紙であるから、恐らくまだエージングが済んでいないのではないか。もっと鳴らしこめば低い方も伸びてくるものと思う。それを早急に結論を出すのは如何なものか。私なんか以前使っていたガウモントのドライバーなんぞ半年掛けてまともな音にしているのである。

 

 まあどのようにして鳴らしているのかは分からないが明後日辺りお邪魔して聞いてみようかと思っている。ただ今使っている箱はそのユニットには些か小さいように思う。もっと大きな箱に入れて鳴らせば低音も出て来る筈だ。今の箱は所詮間に合わせでハードオフで買った安物なんだから、それで上手く鳴らそうなんてちょっと虫が良すぎる話だ。やはり大きめの箱で補強もしっかりした箱を使いたい。低音が欲しかったらバスレフ型やバックロード型にするのも手だ。

 

或いはもっとトーン・コントロールやグラフィック・イコライザー辺りを使って音のバランスを取ってもいいかも知れない。トーン・コントロールは必要悪だと言ってバイパスして使うのを嫌う人もいるが、著しく音のバランスを欠いていたら寧ろ積極的に活用すべきであろう。

 

 まあ、とにかく彼の音を聞いてみないことには何とも言えない。ただ言えることはスピーカーはユニットの音だけを聞いているのでは無く、箱に入れたトータルな音を聞くのだから箱の重要性をもっと考えても良いのでは無いかと言うことで有る。