すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

奥只見に遊ぶ(その2)

 朝起きてカーテンを開けると街は雲海の底に沈んでいた。この保養所は一段高い所にあるので下界が良く見渡せる。時間が経つにつれ雲海は徐々に小さくなっていったが幻想的な風景だった。

 

街は雲に包まれる。

 

はい、朝食は鮭の焼き魚に海苔も付き定番のメニューです。(笑)

 

 朝食を食べた後身支度をして愈々奥只見ダムまで行きます。その前に宿に戴いた旅行者支援のクーポン券(一人当たり3千円)で土産物を買います。宿泊代金が4,000円キャッシュバックになった上でクーポンが付くんですから堪えられませんな。その上更にくじが引けます。因みに私は10等でトイレットペーパーが当たりました。マーさんは9等。お互いにくじ運がありませんな。(笑)しかしウーさんは5等を引き当て賞品の縫いぐるみを戴きました。と言う訳で今回はかなりお得な宿泊でした。

 

 宿を出ると前方に八海山が見えます。思わず車を降りてその雄姿をパチリです。

 

どアップでっせ。峻険な八つ峰が良く見えます。

 

 さてこれから幾つもの長いトンネルを抜け漸く奥只見に向かいます。このトンネルは奥只見ダムを建設する為に作られた工事用トンネルで当時の面影を今も残しているところが多々あります。工事は長い間続けられ、その間地元は大いに景気に湧いたとのことです。

 

 さあ着きました。ダムの手前の駐車場はかなりの広さが有りますが紅葉時期は一杯だったそうです。残念ながら流石にこの時期では既に落葉していて観光船や土産物店も今日明日の二日間のみとなりました。まあ紅葉は見れませんが混んでなくて反って私はいいくらいです。(負け惜しみ?)

 

まだ朝が早いので駐車場はガラガラです。

 

ど迫力のダムです。

 

階段を上っても行けますが足の悪いウーさんの為にこのモノレールを利用します。乗車賃百円也。(いちいち値段を言わなくたっていいよ)

 

奥只見ダムの絵図です。

 

満々と水を湛えた銀山湖は貯水量日本一を誇ります。

 

遊覧船が帰って来ました。絵になる~。

 

船着き場。遠くに雪を少し被った百名山平ヶ岳の姿が見えます。

 

 シーズン最盛期は終えているので人気の300人乗りのファンタジア号は残念ながら運行していません。(あらまあ)そして尾瀬口コース、銀山平コースの運行も11月3日で終えており、奥只見周遊コースだけが運行されています。まあ、それでも乗れるだけ増しと言うものです。(涙)なお乗船賃は1,200円です。(また運賃を言う)

 

愈々乗船です。私達は一番左端の船に乗ります。

 

 乗って分かったことですがこの船にはデッキがありません。従って船の中からしか写真が撮れないのが残念です。暖房を入れてあるし窓を開けるのも悪いしなあ。しかしやはりここぞという時は窓を開けさせて戴いて写真を取れば良かったと後悔しています。

 

やはり反対側の窓がガラスに映り込んでしまいます。ひんえ~、折角のいい景色だったのに。(涙)

 

右手前方に21年前に登った「越後の奥穂高」と呼ばれる荒沢岳の姿が見えてきました。

銀山平への道が切り開かれていなかった頃は到底登れる山では無かった為、百名山の生みの親深田久弥も登っていません。

 

本日の白眉、荒沢岳とその後方に連なる山々です。この湖からしかこんな絶景はお目にかかれません。まるで湖からそそりたっているようです。

 

船のお客さん達も景色を堪能しているようです。

 

さて30分間の周遊もあっと言う間に終わりに近づきました。素晴らしい景色をめに焼き付けておかなければ。

 

はい、この度はご乗船有り難うございました。またのお越しを楽しみにしております。

 

 何たって湖から立つ荒沢岳の姿が最高でした。私の未熟な写真なんかでは十分にその感動を伝えられないのが残念です。と言う訳でまだ明日も続きが有りますよ~ん。(もういいよ)