すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

お馬鹿さん

 この豪雪の最中猫の手も借りたいくらいこちらは忙しいのに、そんなときに限ってハプニングが起きるものだ。今日の手始めの仕事として町内の12班の小路の除雪をしていた時その道路沿いを流れる小川から水が溢れ、その側に有る家屋の車庫に入らんばかりになっている。

 

どうしたことかと思えばその道路は幹線道路なので今朝ロータリー除雪車が道幅を広げる際に除雪した雪をこの小川に皆たたき込んだからのようだ。全く市の広報などで側溝などに雪を入れて詰まらせないようにしましょうなどと言っているのに、この有様は何なんだと言いたい。

 

 ローターリーの運転手はこの辺りの事情に詳しくないのか、この辺りが低地地帯で調整池が出来るまで毎年のように溢水していたことを知らなかったと見える。除雪車には必ず補助員が付くのにこの補助員まで知らなかったとはお粗末だ。川にたたき込んでしまえば自然に水が溶かしてくれるだろうと考えるのは余りに短慮だ。

 

 そのうち水は益々あふれ出し、車庫の奥の方まで浸水した。役所に電話するとやっと別の土建屋さんがやって来てバックホーで川の中の雪をすくい上げてくれたのと水を調整池の方へ流れるようにしてくれたのとで何とか下流に流れることになり、漸く水が引き始めた。この川沿いの住人にとってはまさしく有り難くないハプニングだった。

 

 ローターリーはついでに川にかかる小橋の手すりも1本へし折っていった。こんな失態ばかりしているのなら無理に道幅なんて広げなくて良かったのに。いや、手すりをへし折ったのは別にロータリーの運転手が悪いのではない。目印のポールを手すりの所に予め立てて置かなかった役所の責任である。

 

 まあ、とにかく予算を使って除雪しているのにまた雪をかきだしているのでは何の為に除雪したのか分からなくなるではないか。もうちょっと除雪車のナビゲーターにはち地理が分かる人になって欲しいものだと痛感しました。