この間から今週はこの冬最強の寒波がやって来ると脅かされている。まあ、この冬としては最強なのかも知れないが、考えて見ればまだこの冬は真冬日が一度も無い。2、30年くらい前は真冬日が何日も続く事があって、それこそ冷蔵庫の中にいるような感じだった。それに比べて今回の寒波は予報では真冬日がたった一日。私に言わせれば大したことないじゃないかである。
どうも昨年12月19日に降ったドカ雪の際大変な交通渋滞をもたらしたから、それに懲りて再三再四注意を促しているのではないかと思う。しかし何度も言うようだがこんな天気は昔は当たり前だったのである。それが地球温暖化で暖かい冬に慣れきってしまっているからどうもびくびくしているような感じだ。
私が子供の頃は毎年のように豪雪だったし、今のように除雪体制がそんなに良くなかったから直ぐに交通機関に支障を呈し、食料などが十分入ってこなかった覚えが有る。だから各家は冬に備えて予め冬野菜などを購入しておいて準備をしていたのであるが、今は冬でも食料が入ってくる事が当たり前になっているから全然備えという物をしなくなった。
斯く言う私もそういう事を経験しながら全然備えをしていないんだから我ながら呆れてしまう。(笑) まあ、この周りの天気予報は少し「羮に懲りて膾を吹く」感が無きにしも非ずだが、警戒していて悪い事は一つも無い。最悪の事を想定していればそんなに驚かないですむ。
いずれにしても寒波が来たが大したことが無かったと笑って済ませられるようであれば幸いである。雪の早い年は春が早いと聞いています。もうちょっとの辛抱と思いますので皆さん頑張りましょう。
