すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

今の卒業式

 久し振りに地元の中学校の卒業式に出席した。まず驚いたのは卒業生の少なさだった。いつの間にか100人を切っていた。この中学校は市内でも生徒数の多い方である。それなのにこの少なさで有るから如何に少子化が進んでいるか思い知らされた。

 

 在校生はマスクをしていたが卒業生は父兄に顔を見せたい為かマスクはしていなかった。だが国歌や校歌斉唱は録音された物を使って行われた。また人数が少ない為卒業証書授与は一人一人手渡された。尤も私が中学を卒業した時も220人ほど卒業生はいたが、やはり一人一人手渡しだった。まあ、その方が有り難みが有るよね。

 

 卒業証書は昔のように丸めて紙筒に入れるタイプではなく、アルバムのような装丁の物だった。これも何かこちらの方が有り難みが有る。(笑) そしてクラスの名簿は男女別ではなく男女混じってアイウエオ順だった。これも時代の流れか。ただ一人一人の名前を見ると嘗てほどキラキラネームが無くて何故かホッとした気分になった。尤もまだ読みにくい名前は残ってはいるけれど。(笑)

 

 最後は卒業生がステージの前に並び、歌を歌ってくれた。これは中々良いと思う。昔は「仰げば尊し」など無理矢理恩師に感謝する歌を歌わされた。(笑) また卒業生が入場、'退場する時や卒業証書を渡される時はクラシック音楽が流されていた。この辺りも昔とだいぶ違う。昔は式典にふさわしいように大抵「春の海」だった。そして退場する時は決まって「蛍の光」で卒業生の涙を誘っていた物だ。(笑)

 

 今じゃ海援隊の「贈る言葉」なんかを流す学校も有るから、だいぶ卒業式のイメージが違ってきましたね。ともあれ保保護者の方や来賓も出席出来、久々に卒業式らしい雰囲気だった。願わくばこのまま毎年無事に開催されることを祈りたい。