すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

久し振りの小説

 漸く少し涼しくなってきたし、夜の帳が降りるのも早くなってきた。夜が長くなる分持て余しては勿体ないので音楽を聴いたりして過ごしているが、最近始めた事は寝床に就いて小説を読む事だ。えー、これは安らかに眠りに就くという睡眠導入剤みたいな役目も果たしているんですが、どうも最近は昔と違って読んでいれば幾らでも読んでいられるので、適当な所で止めにしておかないと朝まで読んじゃいそう。(笑)

 

 仕事を辞めてから好きな本を読んでいたいと言う事から、辞める前にこれはと思う本を集めておいた。幸い私の元の仕事は鉄屑屋。新聞、雑誌などの紙類も回収していたから本などは面白いように集められる。そうかと言って全然読む気のない本など集めたってしょうがないから、退職後これなら読みそうだなと思う本だけ蜜柑箱一箱分取って置いた。

 

 で、その中からちょくちょく引っ張り出してきて読んでいる。しかしもう退職して12年。本は更にそれ以前の物だから当然古い。因みに今読んでいる本は昭和42年発行だから私が中学2年生の時だ。本の値段を確かめると450円とある。これはハードカバーの本である。それがたったの450円。時代を感じますな。(笑)まあ、差し詰め今なら2,000円はするところだろう。古本に得も損もないが、何かえらく儲かった気になりますな。(笑)

 

 眠る直前に読んでいるので今のところ毎日高々4,5頁だが、恐らく物語が佳境に入ってくれば十数頁を読むは必定。そうなると翌朝起きるのが遅くなると言う理屈でして。(笑) まあ、小説という物は音楽と同じで画面が出て来ないからいいですな。自分で想像を膨らます事が出来る。これが映像化されるとどうしてもそのイメージがついて回るから自由な想像の世界には羽ばたく事が出来ない。だから活字のままがいいのです。尤もこの小説は佐久間良子主演で映画化されたようですが。(笑)

 

 はてさて何日くらいで読み終えるやら。まあ、読みかけにならないよう精々頑張るつもりです。(笑)

 

私はこれとは逆に仰向けになって読んでいますので知らないうちに寝入ってしまう事も。