何日も前から雪が積もる、雪が積もると脅かされていて些か辟易している。確かに去年のこの時期は豪雪に見舞われた。しかし去年は余り事前に大雪になるとは言っていなかったせいで、交通機関が大幅に乱れた。その反省も有ってか、テレビでは昨年の交通渋滞を何度もこれでもか、これでもかと見せつけているし、天気予報もこの木曜日から土曜日は警戒が必要です。むやみに車を出さないでくださいと警告している。
まあ、確かに転ばぬ先の杖なのだが、些かオーバーなのではないかと呆れている。確かに警戒しすぎと言う事は無いのかも知れないが、こういった事は被害が起きて初めてこうやって騒ぐので有る。昨年こんな風に言っていたら誉めてあげたのに。(笑)
一応天気予報は里雪型と言っているので油断は出来ないが、出ないお化けに驚くと言う事も有る。そんなに大袈裟に考えないで、寧ろ冬なので降るのが足り前くらいに思って普通に準備しておけばいいのである。それよりも大雪なのに無理に車を出したり、降っている間は外出を控え、晴れるまで松くらいの気持ちのゆとりが必要なのではないか。
オオカミ少年の如く、来るぞ～、来るぞ～と脅かされ続けると、余り気分の良い物では無い。広報やテレビのニュースの知らせで行動するのでは無く、自分がちゃんと判断して適切に動く事の方がより大切なような気がする。それをお知らせが無かったとか、警報が出ていなかったとか、他に転嫁するのはやや狡いのではないか。
冬に出掛ける時はそれなりの準備をして出掛けるのが当たり前である。それを何の準備もしないで出掛けて、第三者の支援を待ったり、除雪車が遅いなどと文句を言うのは十分の落ち度を棚に上げて勝手な言い分である。これだけ再三再四「雪が降るぞ～」と言っているのは懲りない連中がいて昨年の二の舞になる事を恐れているからである。どうかもうこんな事を言われないように大雪時の外出はなるべく控え、どうしても止むを得なかったらそれなりの準備をしていって欲しいものだ。
大雪時の立ち往生には巻き込まれたくない物だ。
