すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

歳月人を待たず

 朝起きて窓を開けてみると

「ゲッ、雪が積もっとる! しかもまだ降り続いている。チクショー、どないなっとるねん? もう3月やねんど。」(関西人か、お前は)

 

 参った。今冬は暖冬で雪が少ないって喜んでいたが、こう何時までも往生際悪く降っていられたんじゃ堪ったものではない。う~む、こう降ると除雪車が来るかも知れない。また水分をたっぷりと含んだ雪の塊を置いてゆかれたんじゃ往生しちまう。第一その前にこの積もった雪を何とかせねばならん。まあ、朝飯を食べている間に止むかも知れん。そうなれば春の淡雪、直ぐに消えてしまうし、今現在の積雪量なら除雪しなくても車を出せる。

 

 所がこちらの希望的観測とは裏腹にその後もどんどん雪は降り続け、更に結構積もってしまった。向かいの家は早々と除雪したので余計にウチの雪が一杯になって見える。まあ、天気予報じゃ降るのは朝までだったんだけど、また嘘をこかれたな。まあ、出掛ける予定が無ければ、午後は降り止むはずなのでうっちゃっておこうかと思うのだが、生憎今日は地元の中学校の卒業式。出席すると伝えてあるからサボるわけにも行かんしなあ。

 

 しょうがないから除雪を始める。くそ、ギックリ腰をやったばかりなのに何の因果でまた除雪なんぞしなけりゃならん。うー、今日は天中殺じゃ。きっとオイラは不幸な星の下に生まれたんじゃな。(なーにをごちゃごちゃ言うとんねん。さっさと除雪せんか)これでまた後で除雪車が来てたんまり雪を置いていったら、オイラ確実に不幸な星の下に生まれとるな。(アホ!)

 

 それにしても卒業式の日に雪とは。今日の卒業生は祟られとるな。まるで未来を暗示しているようだ。(エーイ、止めんか)卒業生はわずか82名。オイラ達の時は卒業生は全部で220名はいたぞ。少なくなったもんだなあ。やっぱり少子化時代か。このうち何名が地元に進学するんだろう。今じゃ学区制が無くなったから、卒業生が全員地元に進学するとは限らない。昔と違って本当に離ればなれになる可能性がある。これじゃ市の人口は益々減ってゆくわけだ。

 

 考えて見ると今日の卒業生達はオイラが10年ほど前に町内会長をやった時は小学校に入学したばかりだったんだよな。それがもう中学校を卒業だなんて真に月日の経つのは早い。こっちは何時までも歳を取ってないつもりでも周囲の者がこうやって大きくなるのを見るにつけ、歳月は確実に過ぎて行っているのを痛感する。そうだよなあ、10年前はまだ身体もそんなに衰えていなかったが、ここのところめっきりガタが来た。気ばかり若いつもりでも確実に身体は衰えて行っているので有る。

 

 借金取りばかりで無く、時も待っていてくれないのである。だから無為に日を送っていると何もしないうちにあっという間にお迎えが来てしまう。そうならないように毎日充実した生活をしなけりゃならん。とは言え、何をするにも先立つ物は福沢さんだ。う~ん、この所余りお目に掛かっとらんが、今年は何とかして会う機会を増やさねば。(そのうち渋沢さんに替わるでよ)

 

 あ、そうそう、学校から帰ったら除雪車が家の前にふっとつ(一杯)雪を置いてったベ。やっぱり今日は天中殺だった。