久し振りにジャズ仲間のY川さんが息子さんを連れて我が家にやって来た。息子さんに歳を聞くと今年で50歳になると言う。どっひゃあ、もうそんなになるの？ 道理でこちらがこんなジジイになる訳だ。（笑）
Y川さんとは昨年行った今は亡き「ジャズライヴを聴く会」の主宰者Ｉ氏の追悼コンサートの事後報告など四方山話に花が咲いたが、その中で
「ところですかんぴんさん、今オーディオをすかんぴんさんみたいに一所懸命やっている人って市内にどれ位いるんだろう？」
「さあ、どうでしょうね。今ではオーディオ店という物が無いから、そこでオーディオ仲間同士の交流が無いんですよね。だから良くは分かりませんけど数えるほどでしょうね。まあ、ここまで入れ込んでやっているのは私と歯科医をやっておられるＩ先生、刈羽村のＳ先生、旧小国町のＹさんくらいでしょうかね。もはや壊滅的趣味ですよ。（笑）」
実際部屋に大型スピーカーを持ち込んで鳴らしている若い人の話なんぞ聞いたことが無い。まさしくこんなのを聴いているのは絶滅危惧種のジジイ共しかいないだろう。（笑）さて世の中は断捨離とか終活とか言って死ぬ前に自分の使っていた物など片付ける人が少なくないが、私は断じてそんな事はしない。最後まであがき続けて音楽を聴いているぞ。
え、あの膨大なレコードの山やオーディオ機器などは誰が片付けるのかって？ 知らないよ、そんなもん。まあ、遺言に世話になった音楽好きな人にあげると書いておくか、或いはオイラの遺産を受け取った人が邪魔なら片付ければいいでしょ。遺産が入るんだもん、当然でしょ。（笑）
