すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

自動巻の腕時計

 私が今身に付けている腕時計は自動巻のセイコー5で中国製である。所謂逆輸入物でもう約7年使っているが未だ故障した事は無い。それに比べるとランニング用に購入したストップウォッチ付きのデジタル時計は安物故に直ぐに壊れた。結構お高いデジタル時計も使ったが液晶表示が駄目になってお払い箱になった経緯がある。

 

 今は電波時計のものが主流のようで当然時刻も正確なのだが、何故か私はあまり使う気になれない。幾ら性能が良くても長期間使えないものは愛着が湧いてこないのだ。長く使えてこそ己の分身のような気がして愛着が湧いてくる。

 

 オーディオ機器にも似たようなところが有って、どうもデジタル機器は壊れやすく使い捨てのイメージがあるため、未だ好きになれない。ウチのオーディオ機器で2000年以降の物は皆無だ。(笑)

 

 日本コロムビア製の53プレイヤーなんぞ昭和46年製。アンプも負けずに皆古い。(笑)エー、別に骨董趣味がある訳ではござんせん。長持ちする機械がいいなと思ったらこうなってしまったという訳で。

 

 腕時計も同様で今使っている時計はほとんどメカニズムは電子部品など使われていないであろう。だからいいのだ。ベルトだってステンレスだから安物デジタル時計のようにバンドがビニール製で切れたりするような事は無い。

 

 そもそも私はマラソンを辞めてからは特に正確さを求めなくなった。時間なんぞ大体合っていればいいので有る。(笑) それよりも身につけていた時のある種の安心感だとか満足感を重視するようになった。とは言え私はお金持ちでは無いからローレックスのような高級品を身につけようとは思わない。丈夫で長持ち。これが一番いいですなあ。(笑)

 

 英国人は良い物を買って長く使うという。高くても長年使えば元は取れるし、愛着は湧くし、価値は上がりこそすれ下がる事は無い。廃棄物も増えない。(笑)長い歴史のある国だからこその合理的な考えです。いい加減我が国も使い捨てを見直しては?