すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

古いカートリッジⅡ

 ここのところ私もミーさんも古いカートリッジを買っている。ミーさんはシュアーのM3DやM7D、それにタンノイのヴァリレラカートリッジのヴァリ・ツイン、何れもステレオ針でモノラル用としてシュアーのM6S。(SP針が付いていたがLP針に交換)私はエラックのMM型初期ステレオ針やシュアーのM6S、ピッカリングの初期ステレオ針などだ。これに東京サウンドのヴァリレラ型のモノラルカートリッジが加わる。

 

 これらのカートリッジを使ってみるとやはり昔の録音でなるべくオリジナルに近いものはこれらを使った方がやはり上手く再生出来ると言う事だ。何よりも活き活きと音楽が再生される。総じて中低域が厚く出て来るので私の好みにぴったりだ。

 

 やはり当時の盤は当時の機器で再生せよとはよく言われる事だが、改めてこうして聴いてみると再認識させられる。だから今の周波数帯域が広いカートリッジで再生しよう物ならちょっと薄味で物足らないように感じてしまう。特に私の好きな古いジャズなら尚更の事。エー、アタシャもう新しい再生装置なんぞ要りませんな。(笑)

 

 これとは逆に新しい録音でクラシックをお聴きになるような方だったら最新の再生装置やCDの方が上手く再生出来るのでは無いかと思う。要は聴く音楽ジャンルによって再生装置は選ぶべきだと思う。え、両方聴きたい場合はですって? そりゃあ金の掛かる事ですな。(笑)

 

 まあ、とにかくスピーカーを色々揃えるのには場所の制約があって中々難しいですが、カートリッジならば場所を足らずに聴くレコードによって取っ替え、引っ替え出来るので便利です。スピーカー切り替え機も要らないし。(笑)

 

 兎に角新しいカートリッジは値段が張るだけで私にはちっとも面白くありません。当分は古いカートリッジに熱中しそうです。