すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

えんま市と花火大会

 昨日から三日間我が柏崎市はえんま市が開催されているが、もう私は何十年も行っていない。行ってもつまらないからだ。まあ、これは私だけの感想なのかも知れないが、昔と違って面白味の無い食べ物やばかりの露店となり、見に行っても疲れるだけだ。

 

 第一、露天商の数も少なくなった。昔は金魚市、瀬戸物市、植木市などもかなりのお店が出ており盛んだった。それに昔は今と違ってネット電万でも手に入る時代では無いから、地方に住む者にとっては滅多に見かけない珍しい物も手に入れられるというメリットが有ったが、今じゃ高いだけで珍しい物なんて有りゃしない。

 

 もうハッキリ言ってえんま市は曲がり角に来ていると言えよう。新潟三大高市(たかまち)と言ってもこれじゃあね。例えば旧庁舎を取り壊した跡が空いているのだから、そこへサーカスとかオートバイ・サーカスなどの興業物を持って来られなかったか。また露天商組合だけに任せず。もっと市がどうやったらこのえんま市で露天商だけで無く、街の商店街が活気づくか知恵を絞ったらいいのに、相も変わらず毎年同じだ。やれやれ、情けないねえ。

 

 同様に柏崎名物、海の花火大会も煙火屋さん任せになっている気がする。花火で有名な各都市の花火大会を見て少しは研究しとるんかい。これもまた毎年同じ様な演目になっている。尺玉同時百発撃ち、尺玉300連発なんか花火の無駄遣いをしてるんとちゃう?

 

 同じ百発同時打ち上げなから間隔を空け、三つに分けて三段打ちくらいにした方が遙かに綺麗に見えるだろう。いくら花火が一瞬の命だとて同時上げは花火が繋がって、ただ光の塊を見たに過ぎぬ。これではあまりに勿体ない。

 

 尺玉300連発もただダラダラと打ち上げているだけで、何のメリハリも感じられない。折角海が有るのだから、海中に入れたり、それこそ何発か同時打ちをやったり、音楽を挿入するだとか色々バリエーションを考えなければなるまい。熟々柏崎の打ち上げ師は工夫が足りないと思う。

 

 と言う訳でえんま市、花火大会、どちらも毎年同じやり方で何の進歩も見られない。自分の所を活性化させたいと思ったら少しは考えなさいよ、ったく。ひと任せではあきまへん。