すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

茨城オーディオ巡礼

 連休を利用してKさんと茨城県のオーディオ仲間を訪ねる旅に出ることにした。訪ねる先はS1さん、S2さん、Fさんの3人だが、ついでにKさんが中学や大学時代の仲間や技官の方に何十年ぶりかで会いたいという。それはもっともな話なのでまずそちらの用事から済ます。Kさんの同級生のうちの一人は仕事だったので、勤務を終えてから夜会うことに。で、他の二人の方との面会を済ませ、いよいよ最初のオーディオ仲間のS1さんの所へ。

S1さんの所はもう20何年か前に行ったきりで、その時はデンオンの局用プレイヤーコンソールを買いに行った時だ。S1さんは以前ジャズ喫茶をやっておられたが、骨董屋さんを始められたので、使わなくなったので私に譲ってくれたのだ。そのプレイヤーは立派に今も私の家で稼働している。

 S1さんの家へ行くには以前は随分時間が掛かった様な記憶が有ったが、最近圏央道が出来たので、かなり時間を短縮出来た。さて行って見ると周辺の余りの変わりように大変驚いた。まるで浦島太郎だ。道幅の広い道路が付けられ、屋敷森の樹木はかなり伐採されたようだ。そんな驚いている私たちを尻目にS1さんはオーディオ専用の別棟に案内してくれた。

コンクリート打ちっ放しのオーディオ専用の別棟。う〜、凄い。
ここまでやるか!

 部屋へ通され又ビックリ。40畳はあろうかという大きな部屋にオーディオ装置がビッシリ。まるで商売屋さんのようだ。いんや、商売屋さんなんてこんな凄い装置ばっかり無かとですよ、アアタ。ただ口をアングリ、脱帽です。まさかここまでやっておられるとは・・・・・・。

 音は流石にどれも良い。特にシャラーホーンのスピーカーシステムは音に安定感が有るし、反応も早い。どっしりとしているんだけど所謂ゴリゴリした音では決して無い。音はあくまでも柔らかいから、長く聴いても。聴き疲れしないのだ。それでいて矛盾しているようだが音はカチッとしているのだ。音の輪郭線は呆けない。勿論現代のスピーカーに比べればナローレンジなのだが、決してそれを感じさせない音の存在感が有った。

このプレイヤー、スピーカー、アンプの数、これらが全部整備されていて
完動品なのです。しかもどの音もいい。なお部屋のコンクリートの壁に
張ってあるのは神代杉です。これだけで一体幾らするか貧乏人にゃ見当も
つきません。あ、目眩がしてきた。凄い、凄すぎる〜!まさかここまで
やっていらっしゃったとは。
プレイヤーはEMTの927stを始めとしてRCAのギヤドライブなど多数。
スピーカーはシャラーホーンのシステムを始めとしてパトリシアン
オイロフォンなどこれまた多数。アンプは一体何台有るんじゃ?

この12セルの木製ホーンが乗っているシステムは
Westernで組み合わせてある。モノラル用にお使いとのこと。

レコードも音楽関係の本もぎっしり。流石以前ジャズ喫茶を
やっていらっしゃっただけのことはありますね。
オリジナル盤多し。羨ましい。

骨董屋さんをやられていたので家具も立派な年代物で統一されています。

お金が有るだけではこんな素晴らしい家具は集められません。
目利きで無ければ。

このオイロフォンで聴くヴォーカルは素晴らしかった。なおオイロフォンには色んなバリエーションが有るみたいで、これは3ウーファー
6トゥイターの製品。あのオイロダインよりお値段は高いのでっせ。
(下世話な奴!)なお後の同軸型スピーカーはアルテックの604では
なくてオイロフォンと同じくドイツの製品で46cmの同軸型です。
(部屋が大きいから38cmにしか見えん)

これは本当に凄い。WesternのReproducerセット。(まあ、簡単に言ってしまえばレコードプレイヤー)こんなの見るの初めてですぅ〜。
(色々乗っかっていて分かりづらくて済みません)

上のReproducer203Aの銘板。

ホントに家具は立派です。レコード・フレームに入ってる
アルバムは当然オリジナル盤。私も同じアルバム持ってるんですが・・・。

エレクトロヴォイスの最高峰スピーカー、ザ・パトリシアン。
上に乗っかっているのはアルテックの844A。

これはスピーカーでは無く10インチLP入れ。

家具と言い、機械と言い、部屋と言い、ただもう唖然としてしまいます。

えーとこれは何処のメーカーのスピーカーっだたかしら?
余り一杯有りすぎて覚えきれ〜ん。

本宅も平屋の立派な造りです。一体屋敷は何百坪?

え〜、まだまだこの項続きまっせ。乞うご期待!