すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

黄砂を何とかしてくれ

 今日は気温が非常に上がり、初夏かと思えるくらい暖かかった。新潟県は春をいきなり通り越して夏のように気温が高くなることが有るから困る。徐々に上がってくれればいいのだが、これでは体の方がついて行けない。

 

 一方お天気は悪くなかったが、遠くがぼうっと霞んでいる。中国から飛来してくる黄砂が原因だ。今日は殊の外酷かったようだ。毎年この時期になると決まってやって来る厄介者だ。花粉症の人なんかひょっとしてこの黄砂にも敏感に反応している人も居るかも知れない。

 

 PM2.5という大気汚染物質も中国からやってくる。地球は繋がっているし、況してや大気に乗ってやって来るのだから止めようが無い。困ったものだ。この厄介な公害に対して中国政府は何か手立てを講じているのだろうか? 黄砂の大半はゴビ砂漠タクラマカン砂漠からやって来るという。ならば砂漠の植林事業でも行っているのか。まさか自国でも北京辺りは黄砂の被害に遭っているのだから、ほったらかしにはしていまい。

 

 南シナ海尖閣諸島に頻繁に出没して領土を広げようとするよりも、自国の砂漠を緑地化して使える面積を増やす方が世界各国から睨まれないし、公害防止に役立つのだから余程いいはずだ。

 

 黄砂には我が国のみならず北朝鮮、韓国も同じ被害に遭っている。これはイデオロギーを超越した問題だから、被害に遭っている国は中国に対して大いに改善を申し入れるべきだ。でもまあ、あの国だからね。また目の色を変えて反対に咬みつき返して来るに違いない。あーあ、やだねえ。被害を与えている方が居直るんだから。世界の環境改善に少しは協力してよ、中国さん。でも日本も二酸化炭素排出量は多いから、他人のことをとやかく言えたものではないか。(笑)ま、とにかく黄砂にはコウサんです。ハイ、お後が宜しいようで。

新しいスピーカー

 フーさんがミーさんの所へアルテック604用のスピーカーボックスを運ぶ際に一緒にエレクトロボイスのフルレンジスピーカーを持ってくるから、聴いて良かったら買ってくれないかと言う。何でも604用の箱を出している際に出て来たという。

 

 私はエレクトロボイスの38cmのフルレンジスピーカーでダブルコーンの物と聞いて即座にSP15を思い浮かべた。磁気回路が強力で高域レベルコントローラーが付いている非常に金の掛かったユニットで有る。ただ周波数レンジ的にちょっと高い方が伸びてないみたいなことが雑誌に書かれていたことが有るので、こんなに強力な磁気回路でなくとも良いので、出来れば後期の型のSP15Aの方だと有難いかなとも思っていた。

 

 それが図らずもその通りとなった。昨日持ってきてくれたユニットを見てみると、まさしくSP15A。後で鳴らすのを楽しみにまずはミーさんの所へ箱を届けるお仕事、お仕事。さて無事に箱を届けて、夜に早速繋いで鳴らしてみた。ピアノトリオの演奏の第一音を聞いて、ハイOKです。こりゃあ即買いです。正直ここまで高域が伸びていてくれてるとは思わなかった。低音の出方も良く、これ一発で何の不満もございません。(笑)

 

 フルレンジ・ユニットの定位の良さ、大きいホーンから出る音と違って、歌手の口が大きくならない。更にネットワークを使ってないから音が自然だ。38cmのフルレンジスピーカーと言うと、どうしても高域不足と考えている方が多いが、どうしてどうして探せばJBLのD130などや本機のように十分使用に耐える物が有る。寧ろこうしたユニットの方が20cmの物と違って低域から高域までちゃんと再生出来るので、実用に耐えうる。

 

 まあ、うちのスピーカーとしての位置づけとしてはサブと言うことになるだろうが、使う頻度はひょっとしてメインとなるかも知れない。(笑)音楽をいい音で聴きたいが、さりとてマニアのようにドツボにはまりたくないと言う人にとっては、まさしくこのようなスピーカーがうってつけで有ろう。スピーカー・キャビネットも中々しっかりしていて気に入りました。

 

 フーさんから話を聞くと昨年私が購入したアルテックの1568アンプとガウモント・キャリーのドライバーの持ち主だった方が所有していた物だという。このような名器を譲って戴いて、改めてその方に感謝申し上げなければなりません。うふふ、当分このスピーカーに嵌まりそう。

 

 はい、そしてその夜はヨーさん、マーさんも交えて恒例の宴会でーす。同時に新しいスピーカーのお披露目です。これ、新入社員、これから我が家でしっかり働くのだぞ。そうすりゃ美味しい物たべさせてやるから。(演奏の良いレコード、音質の良いレコードのことです)

 

新しく我が家のオーディオシステムの一員となったエレクトロボイスのスピーカー。

チータンとゴリラ弟の下のスピーカー)

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愈々春本番

 我が家の白樺も芽吹き、裏庭の梅も何輪か花を付けた。姫コブシの蕾もほとんど開く寸前だが、午前中がまだ少し寒かったので、今日は開花とまでは行かなかった。しかし漸く待ち焦がれていた春が来たのを実感する。

 

 お昼から漸く日が差して暖かくなってきたので散歩に出掛けた。すると道沿いの森の外れにショウジョウバカマが何輪か咲いているのを見つけた。最近は雪国植物園でまず見ることが多いのだが、今年はまだそこへは行ってないので、何かこちらで一足先に春を見つけた気分になった。

 

 オウレンやキクザキイチゲユキワリソウショウジョウバカマなどは春の訪れを知らせてくれる嬉しい花達だ。これに続いて今度はカタクリなども顔を見せてくれるだろう。お天気さえ良ければ毎日花を探しに行きたい気分で有る。さて来週は雪国植物園を訪れて、そのカタクリユキワリソウ、座禅草、水芭蕉などを拝んできますか。やっぱり春はいいなあ。

 

春の訪れを知らせる使者ですね。

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ほとんど毎日散歩しているのに、いつ開花したか全く分かりませんでした。

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お悔やみ欄

 毎朝新聞を開くと必ず目が行くのがお悔やみ欄だ。私ももうだいぶ向こう岸近くへ寄っているので、どうしても気になってしまうのだ。まず大体自分と同じ年頃の方で亡くなっている人を探す。次いでそれより若い人だ。

 

 同じ年頃の人が多いと、自分ももうすぐかなと余計なことをつい考えてしまうし、若い方だと、もうちょっと長生き出来れば良かったのに、せめて75歳くらいまでとか。で、80以上だとまだ私の場合10年以上も有るから、余り気にならないのだ。そして水曜日と土曜日は地元柏崎市で亡くなった方の名前が載るから、知人はいないかと凝視してしまう。

 

 ここ数年はそう言う巡り合わせだったのかも知れないが、随分多くの知人をこの欄で見つけた。いずれは私もそこに掲載される羽目になるのだろうが、一日でも遅くなることを願っている。(笑)とは言え、こう体のあちこちにガタが来てはいつお迎えが来てもおかしくない。まあ、だからこそ後悔しないように今のうちにたっぷりと遊んでおかなければならぬ。(笑)

 

 だがコロナ禍でそれも中々叶わない。うちにばかり居たってそうそう面白いことが有る訳でもない。私の所に来れば何か面白いことでも有るんじゃないかと出入り業者が頻繁に訪れるが、あのね我が家は退屈凌ぎ所じゃあないのよね。そんなやたらと面白いことばかり有る訳ないでしょ。それよりもコロナウイルスなんか持ち込んでオイラをお悔やみ欄に載せないようにしてね。ふんとに宜しく頼んまっさ。

 

 まあ精々お悔やみ欄に載って「アイツはホントに嫌な野郎だったな」とか「うるさくてケチな奴だったな」とか言われないようにしなければね。早死にすると知っている奴に何を言われるか分からん。せめて悪友共よりは長き生きしたいものだ。(笑)

耳が悪かとねー

 お昼からミーさんが我が家に立ち寄った。ヨーさんの所に用事があったので、その帰りに寄ったようだ。何か聴かせて欲しいというので、音の良いレコードを適当に選んで掛けた所、ミーさんは怪訝な顔をしている。

 

 レコードを換えても同じだ。そして左チャンネルの方が音が強いというので、右をやや上げるが、それでもまだ左が強いという。おかしいなあ、この前聴いた時はそんなことは無かったんだけどなあ。で、今度は思い切り右を上げて左を絞る。すると突然ミーさんは「あれー、右のドライバーから音が出てないよ」と言う。流石に今度は我が輩にも分かったぞよ。右チャンネルはウーファーしか鳴ってないのだ。ゲッ、ひょっとして右のドライバーが逝かれた? フィールド電源は入れ忘れてないんだから、鳴ってないとすると逝かれた以外に考えられない。それともアンプ?

 

 事実は直ぐに判明した。何と右のフィールド電源の整流管がご臨終を迎えていたのだ。ミーさんに促されて側へ行って見てみると、確かに真空管が点灯してない。ありゃあ、これが犯人か。ま、切れたのはしょうがない。幸い予備の真空管があるので事なきを得たが、それにしても音が出てないのに気が付かないんだから、ワシの耳もお粗末じゃね。こりゃあ、オーディオマニアの資格無しですな。(涙)

 

 まあ、ワシは左側で聴いて居ったから、ちょっと今日は音に精彩が無いなくらいにしか感じなかったんじゃよ。(また言い訳をする)それとこの間は問題無かったという先入観念があるから、余計疑わないのよね。ま、ワシはしょっちゅうこう言った間違いをしているから、たまに他人が来て音をチェックしてくれるのは有難い。反って第三者の方が冷静に音を判断出来るようだ。自分の機械だとどうしても良く鳴っている筈だの思い込みが強くなる。そう言う意味で他人に判断して貰うのも決して悪いことではない。尤もあんまりケチを付けられると頭に来るけど。(笑)

 

 彼が帰った後、左右のアンプの球を出力管を除いて交換してみた。そうすると前段の球交換では相変わらず左チャンネルからプツプツとノイズが出ていたが、整流管を交換するとノイズが止まった。しかも右チャンネルからもノイズは出てない。あれー、何で? 後でフーさんに電話して尋ねると、それは多分整流管の接点不良だったんだろうとのこと。たまに磨いてやると良いとのこと。うーむ、接点不良は様々な所で経験しているが、まさか真空管の脚で接点不良が起きているとは思いもよらなかった。たかが接点、されど接点ですな。

 

 エー、そういう訳で今日は整流管が1本おじゃんになったけれど、左チャンネルから聞こえていたノイズが止まりました。まさに「禍福はあざなえる縄の如し」ですな。

記録は闇の中に

 ○田さんが「ジャズライブを聴く会のライブ録音をしたテープをまだ持っていると思って先日電話したら、じゃあ探してみるとのこと。有れば2,3本はその録音が出て来るかも知れないと期待した。

 

 そうしたら2,3日もしないうちに探して持ってきて戴いたのは有難かった。10号テープが14本、7号テープが5本有る。探しているライブ録音は多分10号テープの筈だ。○田さんとお茶を飲みながら、第1回のライブからもう35年も経ったんだねと、懐かしんでその当時の話をした。戴いたテープの中からコンサートの物が出て来ればCD化して当然○田さんにもあげるつもりだ。

 

 さて○田さんが帰った後、期待してテープを調べてみたが、どうも該当するテープが無いようだ。ほとんどNHKが当時FM放送で流していた「ポップス・イン・メモリー」という番組をエアチェックした物ばかりで有る。アチャー、これはどうしたことじゃ? ○田さんは私に以前くれたライブ・テープ2本の他には収録しなかったのか?いや、そんなことは有るまい。ジャズライブを聴く会当初は毎回必ず録音していたはずだ。現に宮沢昭カルテットの2回目の公演テープが私の所に有るのだから、1回目だって有っていいはずだ。

 

 ○田さんにどれ位の回数録音したのかとか、何回くらいまで録音していたのだと尋ねても、ほとんど記憶が無いという。まあ30年以上も前のことを思い出せというのも些か酷な気がするし、彼は私より4歳年上だから記憶が曖昧になって当たり前だ。

 

 さてそうなると一体録音したはずのそれらのテープは何処へ行ってしまったのか? まさか○田さんがそれらに上書きしてエアチェックしたとも思えない。それとも私の所に来た2本以外録音しなかったのか? 真相は闇の中だ。

 

 とにかくそれらが不明になったのは返す返すも残念だ。それらの中には今や亡くなったミュージシャン達も多数居り、二度と聴ける機会が無いからだ。折角デジタル化するぞーと張り切っていただけに、私のショックは大きい?

 

 まあ、ともかくも時間が経ちすぎたのでしょうな。デジタル化するのなら、もっと早く手を着けるべきだったのだが、記憶が曖昧となった今ではどうしようもない。せめて映像の方だけでも何とかしたいが、会長のIさんとはこの所連絡が取れないので、これまた手を着けられないでいる。ああ、デジタル化の道は遠しですな。

 

折角こんなに貰ったのに1本も見つからないとは。

貴重な記録は一体何処へ行ったんだべ?

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コロナ禍対策

 一都三県に出されていた緊急事態宣言が今日解除になった。しかし人出は今日も増えたらしい。やはりねと言う思いである。確かに飲食業の方にはこの緊急事態宣言は死活問題であろう。だが、これは政府が十分に休業補償すれば解決する問題である。それを出し渋っているからおかしな事になる。また十分なPCR検査を行わないで市中感染率が分かるはずもない。自分が陽性者と分かれば出歩くことはなくなるだろうし、ある程度飲食業の営業規制も緩く出来るはずだ。それを碌に調べもしないでただかけ声だけの自粛要請を行えばいいというものではない。

 

 そもそも我が新潟県はここのところ患者発生数が0の日が無い。いや、それどころか段々増えてきている。同様に他県でも例えば宮城県など発生数が三桁に昇った日がある。こんな状況で解除宣言を出していいはずがない。例え緊急事態宣言にそれほどの効果が認められなくなってきているにしてもだ。解除するのと出し続けているのとでは、やはりそれなりの差があろう。今はとにかく患者発生数が抑えられることなら、あらゆる手を尽くすべきだ。政府筋がそう言ってもいつも口先だけで具体的な対策が余り示されないのは如何なものか。

 

 大体政治家先生は責任を取らない方が多い。どんなに失敗をしてもああだこうだと言い逃れをしたり、しょうがなかったと開き直ったりして、絶対にその役職をお辞めになったりすることはない。仮に辞めることがあっても議員辞職まではしないし、またその程度の事では責任を取ったことになるまい。

 

 最近は総務省絡みの接待事件などで色々と国会が騒がしいが、会社や官僚が処罰されたり更迭されることがあっても、当の大臣は責任を取らないのだから呆れたものだ。コロナの対策を誤り、患者を多く発生させたり、死なせたりするようなことが有っても、恐らく国は何ら責任を取るまい。だからこんなおざなりの対策しか出来ないのだ。本当に国民の命の尊さを考えるなら、もっと誠意有る対策を施して貰いたいものだ。

 

 一方この状況下に置いてもまだオリンピックは諦めていないのだから恐れ入る。コロナ患者増大の不安を抱えながら開催してどうするのか。しかも飲食業者やイベント開催者、医療従事者、観光に携わる人達には未だ満足な保証をしてないのにだ。オリンピックに金を掛けるくらいなら、これらの人達に十分な保証が出来るはずだ。

 

 大体がオリンピックはコロナに打ち勝った証として行われるのではなかったのか? 感染者が増えつつ有るのに、どうして打ち勝ったことになるのだ。オリンピックを開きさえすれば、打ち勝ったことになるのか? 余りに今の政治家は自分の名誉を求めすぎる。名誉を求めようとするならば、まずは国民の暮らしと安全を守ることだろう。そうして結果が付いてくれば、国民は自ずとその施策者に尊敬の念を抱くだろう。それが名誉なのだ。

 

 今の状況は一つにコロナワクチンに頼っていると言っても過言ではあるまい、情けない限りである。感染症対策の専門家が昨年から口を酸っぱくして言ってきた検査数を増やすことや、コロナ専門病院の設置などは一体いつになったら行われるのか。原発事故の時もそうであったが、こう言う非常事態になった時が政府の力量と覚悟が問われるのである。