すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

デジタル書籍

今日インターネットを見ていたら、欲しい本があったので思わず注文しそうになった。しかし、よく見るとデジタル版と表示してある。あっ、そうか、これはデジタル書籍なんだとわかり、注文を取りやめた。考えてみれば2006年に発行された発行部数の少ないマイナーな雑誌が今頃まで残っているのがおかしい。とんだ早とちりだったが、私が手を出さなかったのはデジタル書籍が嫌いだからだ。やはり本は紙に書かれている物を読んだり、見たりしなければ本当にその人の肥やしにならないと思う。とは言え、百科事典や、ディスコグラフィーの類はインターネットやデジタルの方が便利だこれは探したいものがすぐに見つかるし、本棚で場所を取らなくて良い。第一、百科事典は普段使わない割には高価で本棚の場所を取る。しかしその他の物は別だ。本の装丁や挿絵をを楽しんだり、活字のきれいさに満足したり、はたまた見たい場所はすぐにページを繰る事で出来る。何かデジタルは余りに手軽すぎて(実は手軽ではないのかも知れないが)読む時に真剣さがわいてこないような気がするのだ。また所有しているという実感がわかない。私は読みたい時にその読みたい本を何度でも繰り返して読みたいのである。デジタルではそんな気は起こらないし、煩わしくていやだ。書籍のデジタル化を喜ぶ人もいるかも知れないが、やはり私は紙文化という物を大切にしたいのだ。