今日はたまたま長岡の兄の所へ用事があって行った帰りにハードオフへ立ち寄った。少し懐に余裕があったので久し振りにジャズレコードを物色した。面白い物、珍しい物はなかったがまあ予算も考えて3枚程を購入した。ところがそのうちの1枚が買うかどうか悩んだ代物だった。カウント・ベイシーの“Easin' It”というアルバムだったが確か持っていたような気がするなと一瞬思った。だが持っているような気がして買い逃したレコードは今迄に少なくない。それはつまりディスコグラフィーを見たりして持っているような気になってしまうからだ。で、その時もその後そんな感じがしてきてやっぱり持っていないんだよ、これは。と勝手に決めつけてしまった。それに1,050円とそんなに高くないし、仮に持っていたとしても高々千円位の損害だ、と思い一緒に購入した。帰って来て早速レコード棚を調べてみると、あちゃー、やっぱりあった。実際にダブって買ったとなると高々千円の損害だと言っていたのが急に惜しくなる。私はセコイ人間なのだ。こんな事なら明らかに持ってないと確信できるレコードを買っておけば良かったとグジグジと愚痴をこぼすのだった。ま、でもいいか。Ｉさん辺りが遊びに来たらこのレコードを譲ってあげよう。そうすりゃクラシックの珍しい盤を私にくれるかも知れん。
どこまでもセコイすかんぴんでした。
