すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

トーレンスのプレーヤーを戴きました

 友人のSさんを介して知り合いの○山さんからトーレンスのプレーヤーTD160Superを戴いた。まさか○山さんがオーディオをやっていらっしゃったとは露程も思わなかったので驚いた。もうオーディオから手を引いたので好きな人に譲っても構わないと言う事でした。高価なプレーヤーを戴くのは何か申し訳ない気がしたが折角の申し出を断る理由も無いので有り難く戴く事にした。中古市場では9〜10万円はする代物だ。おまけにオルトフォンのカートリッジMC20が付いている。これはいずれ御礼をしなくてはなるまいと思っている。Sさんや○山さんは1時間半程我家の音を聞いて帰られた。また今度は腰を落ち着けて聴きに来て貰いたいと思っている。
 
 トーレンスTD160の上位機種160Super
 

 さてお二人が帰られた後動作確認をしようとプレーヤーを構い始める。全体のデザインは天板にアルミ板を使い、トーンアームはSMEの3009を使っている。このアームは以前私も使用していたが軽針圧用なので重心圧のSPUシリーズを使うようになった私は使う必要が無くなったので友達に売った経緯がある。このSMEを乗せたデザインはラックスのPD121を彷彿とさせるものがある。ターンテーブルを外してみるとフライホールからベルトが外してあった。(このターンテーブルはベルトドライブ)外してあったお陰でゴムは伸びていないようだ。フライホールに掛けてみるとテンションもあり大丈夫みたいだ。では早速回してみようと電源プラグのコードをプレーヤーに差そうと思ったが、あれれ、コネクターが見当たらない。後ろや脇、底の方まで見たが見つからない。ただ半円型にキャビネットがカットされた所の奥に何やら端子が見える。そしてその横にはシールが貼られていて16V〜と書いてある。はは〜ん、どうやらこれはACアダプターの端子らしい。レコードプレーヤーにACアダプターを使うなんてやっぱり海外のメーカーは訳のわからん事をすると思った。ではこの電源ケーブルは全然関係ねーでねーの?そこで○山さんに電話を掛けACアダプターのことを聞いてみるのだが、そんなもんあったかな?とつれないお返事。どうも使わなくなってからかなり経つので電源ケーブルに何を使っていたのかは記憶に無いらしい。しつこく食い下がってみるのだがオーディオ関係で残っているのはそれだけとの事。さすればこちらでACアダプターは探さねばなるまい。まあハードオフ辺りのジャンク品でいくらでも転がっているだろうと高を括っていた。ところが16v〜の〜がどうも気になるのでインターネットで色々調べてみた所このアダプターはAC/DCアダプターでは無く何とAC/ACアダプターではないか。こんなもんハードオフに行ってもある訳が無い。道理で〜が付いていた訳だ。これはつまり負荷の具合が変わるとそれに応じて電圧が変わるためである。とまあ納得したが肝心のアダプターを手に入れなければどうしようもないのでこれも調べてみるとパーツ関係は昨年の5月末でどうもサポートを打ち切られていたようだ。で、やむなくインターネットオークションでどうにか入手できた。ただ電源周波数の問題がある。プレーヤーボードの後ろには60hzのラベルが貼ってある。もし50Hz用にプーリーの交換が行われていなければアウトである。たぶん明日辺りACアダプターは届くだろうが果たして正常に動作するかどうか興味津々(戦々恐々?)である。


 キャビネット背面のACアダプターの差し込み口