昨年は豪雪だったから雪処理で散々な目に遭った。だから熟々思ったのは消雪パイプが敷設してあったらなあと言う事だ。実は家を建てる時もちらっとその事は考えたのだが、無職で何もしていないのだから閑は沢山ある。だから閑潰しに雪をつついていればいいと考えたのだ。だが昨年の様に余りに降ると雪を片付ける場所がなくなってくる。さあそうなると時間は有っても場所がないと言う事になる。それで井戸を掘らなかった事を後悔したものだ。井戸を掘らなかったもう一つの理由は冬場の運動不足を補うために除雪をすれば良いと考えた事だ。しかしこれも昨年のように降りすぎると、最早運動不足解消のためなどと暢気なことを言っていられない。腕や腰が痛くなり参った。
そこで来冬までには井戸を掘ろうと決めたのだが、喉元過ぎれば何とやら。一年近く経つと除雪の難儀も忘れてズルズルと今冬を迎えてしまった。実は今冬は雪が早かったため、その時は井戸をやっぱり掘ろうと思ったものだが、今年は意外と雪が少ないのでまたしてもその考えがぐらつき始めた。
何せ金が掛かる事だからどうしても二の足を踏む。仮に井戸を掘るなら懸案の海外旅行は取りやめねばならぬ。さ−、どうする？難しい。え〜、来年の冬まではまだ時間が有るからその時までに考えようっと。え、海外旅行はどうするって？あ、そうだった。考えていたら眠くなってきた。取り敢えず寝て英気を養って良く考えよう。（駄目だこりゃあ）
