すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

何ともネー

 午後からMさんがやって来て山はどうなったんだと言う。実はこの前の日曜日は本当は長野県の入笠山に登る予定だったのだが、私がドクターストップを喰らったので延期になっていたのだ。
 「で、結局胸の具合はどうだったんだ?」
 「え〜、それがその診断してくれた先生が心療内科の先生だったので、
 『血圧の薬のせいで咳が出るのかも知れない。取り敢えず薬を換えてみましょう。一応レントゲンに白い靄みたいな物が掛かっているので、走ったり、山へ登ったりというような激しい運動は止めた方がいいでしょう』としか言わなかったんだよ。」
 「それじゃまだ何だかわからんじゃないの。別にあんたが肺炎でも労咳でも構わんけど、山へ行けないのは困る。さっさとまた受診して訊いて来い。」
と私の体の事はちっとも心配していない。
 「ええ〜、また医者へ行くの?もう受診料がないんだよね、ブツクサ・・・・。」
しかし主治医の先生の判断は戴いていないので行ってみる事にした。
 「すかんぴんさん、レントゲン写真を見る限り心配ないよ。」
 「ええ?そうですか?K先生は影がちょっとあるから激しい運動は控えるようにと仰っていましたよ。」
 「まあ、向こうは専門じゃ無いからね。一応肺活量を計って見ましょう。」
肺活量を計って見たが通常の人よりずっと多いらしい。う〜む、衰えたりと言えども常人よりは多かったか、と変な所で自分に感心するのだった。
 「肺に異常があればこんなに急に肺の中の空気を絞り出す事は出来ないので全く大丈夫。」
 「すると運動をやってもいい訳ですか?」
 「全く問題ありません。」
 「するとこの間胸が何かスースーしたり、ちょっとドキドキした感じになったのは?今もちょっと胸の真ん中辺が痛いような気がするんですが。」
 「気のせいでしょ。」
ありゃあ、何のこっちゃ。心配して損した。でも相変わらず咳は出るんだけどな。それに今更何ともなかったってみんなに言うのも格好つかないし・・・。

 しょうがない、暫くは平手造酒を演じて気の毒がられるか。でもやっぱりばれた後がなあ・・・・。私の心は千々に乱れるのだった、嗚呼!