町内作品展が近づいてきたが、作品数はもとより応募者数が少ない。まあ初回としてはこんな物だろうが、余り少なくても活気が出ない。そこで作品を持っていそうな人に積極的に声をかけている。また一人の作品数3点の制限を取り払い、出来るだけ作品数を多く集めるよう頑張っている。
私自身は出品しようとすれば幾らでもあるんだが、言い出しっぺが余り沢山出してもねえ。私の個展をやる訳じゃ無いんだから。（笑）大体愚作を余り衆人環視の目に晒すというのも如何なものか。（笑）お目汚しと言うものだ。だが余り少ないのも先に言ったように景気が悪い。そこで陳列してみて寂しいように感じたら、私の作品を足そうかと考えている。
まあ足すというと簡単にできるのが写真だ。これならなんぼでも行けまっせ。だがやはりここは絵が欲しい。でもわたしはここ4年以上絵を描いていないしなあ。そんな事を言ってたら、我が家の出入り業者（私は我が家の常連客をこのように呼んでいる）Ｕさんが
「私が以前すかんぴんさんに貰った絵を貸せようか？」
と言ってくれた。
「ああ、あの妙高山を描いた絵ね。確かあまり上手く描けていなかったようだと思ったんだが・・・・。」
「ええ、そうなの？でもそんなにひどいとも思えないけどなあ。私、妙高山好きだし・・・・。」
「じゃあ、ちょっと持ってきてくれない？」
もう私はどんな風に仕上げたか全く覚えていない。いもり池から見た早春の妙高山を描いたのは覚えてはいるんだけど・・・・。（やっぱり呆け始めてきてますな）
で、Ｕさんが持ってきてくれた絵を見てみると、なるほどそんなに酷くも無い。別な時に描いた絵と錯覚していたのかも知れない。と言っても上手い人から見れば全然駄目なんだけれど、この際枯れ木も山の賑わい、作品点数が少ないようであれば、恥を忍んで出品しよう。
実はこの絵は描き上げて直ぐにＵさんに進呈したために、私の脳裏に良く残っていなかったのだ。だから年賀状にも採用したことが無い。言わば未発表作品と言う所だ。
と言う訳でパンパカパーン！今回初めてネットに載せまーす。禁無断転載ですよー。（誰が載せるか、ンなもん！）はい、どうです。え、やっぱり出品しない方がいいって？そ、そんなあ。
蛍光灯の下で撮ったので、少し色味は違うけど如何どす？
