今日は早朝の6時半から夜の8時まで市会議員選挙の立ち会いだった。13時間椅子に座りっぱなしだから、応えない訳がない。まるで飛行機のエコノミークラスの座席にいるようだ。いや、それよりもっと悪い。本も読めないし、投票する人から目をそらす訳にも行かないから、目が甚だ疲れる。隣の市役所職員のＮさんはしきりに目薬を差している。目が疲れるので少し目を閉じていようものなら、同じ町内からの立会人Ｏさんから
「目をつぶっていると立会人が眠っていると思われるよ」
と注意される。トホホ、それもそうだ。こんなに体を動かさないことがつらいことだとは思わなかった。こ、これは拷問じゃー！(大袈裟な）
とにかく何とか休めたのはお昼ご飯を食べた時だけ。ひたすら投票にに来た人の手元を見つめている。だが何の楽しみもないかというと、どっこいこちらは何か面白いことを見つけますよ。それは会場に来る人の観察だ。どんな服装で来るか？履き物はどうか？歩き方は？
若い世代は押し並べてラフな格好。まあ投票するのが目的なんだから、格好なんてどうでも良いように思えるのだが、見てる側からするとどうにもだらしない格好に見える。その点年配の方たちのきちっとした身なりはけっこう清潔感があって好感が持てた。一体だれが若者のこんな格好を流行らせたんだろう？カジュアルな服装と言うのと、だらしない格好と言うのは違うと思うのだが・・・・・。
また歩き方でその人の体の歪みが分かった。明らかな身障者の方を除いて変な歩き方をしている人がいる。おそらく本人は気づいていないのだろうが、ちゃんとした歩き方をしないと、体の歪みが益々ひどくなるように思われる。と言いながら、かくいう私も体がゆがんでいるので歩き方がおかしいようだ。先程も言ったように自分では気がつかない。だが他人様から
「腰が悪いのかい？」
などと訊かれると言うことは、やはり歩き方がおかしいのだろう。こうなると歩き方がおかしいから体が歪むのか、体が歪んでいるから歩き方がおかしくなるのかだが、私としてはやはり後者だと思う。やっぱり歳を取ると何処かしらガタが来るんだよねえ。
てな訳で閑なものだから、ついつい変な所へ目が行ってしまう。それはそうと早く時間が経ってくれないかなあ。ああ、漸く暗くなったぞ。あともうちょっとの辛抱だ。7時だ。もう大して来ないから、締め切ったら？(アホ！）7時から8時の1時間ほどの間に80人余りが投票に来た。後締め切り2分前という所では3人も来た。オイオイ、もうちょっと早く来られないの？そんなギリギリに来るんだったら期日前投票という手もあるのに・・・・。まあ、でも投票しないより増しか。
とにかく戦い済んで日が暮れて。長い一日が漸く終わりを告げました。疲れた〜、長かった〜、眠かった〜。ハイ、選挙の立ち会いはもうコリゴリでーす。市役所の職員さんたちはエライ！選挙の度にこれをやっているんだから。
