すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

マタンゴ

 ちっとも夏キノコの収穫がないが、こうキノコ、キノコと言ってばかりいるので周囲からは呆れられている。まあしかし、我が家の食卓からはキノコが消えた例しがない。大分冷凍庫からキノコが消えたので、最近は買ったりもしている。余りキノコばかり食べていると、そのうちからだからキノコが生えてくるんじゃないかと思ったりもする。

 1963年の東宝作品の映画に「マタンゴ」なる怪奇映画が有った。無人島に流れ着いた男女7人が飢えと恐怖から島に生えているキノコを食べ、マタンゴというキノコ人間になって行くストーリーだったと思うが、どうもその印象が抜けないせいか、今でも怪しげなキノコを食べると、マタンゴになるんじゃないかと思ったりもする。

 実際体からキノコが生えるなんて事があるのだろうか?冬虫夏草なんてキノコは昆虫から生えてくるのだから、考えられないこともないが・・・・。
白土三平の漫画「忍法秘話」に不老不死のイシミツという薬を求める話があるが、その中に人にも生えるキノコが出てくる。尤も本当かどうか分からないが。何せ漫画の話ですからね。

 体からキノコが生えると言うことは体の栄養をキノコに摂られると言うことだから、体はやがてボロボロになって行くだろう。でもキノコは元気に育つ?で、このキノコは元の人格に比例して、性格の悪い奴は毒キノコになり、オイラみたいにいい奴は食用キノコになったりして・・・・。

 水虫も足に生える白癬菌と言うカビの一種だから、言ってみればキノコのお仲間と言うことになる。おお、となると既にキノコ人間は日本全国至る所にいることになる。そのうち本当に体のあちこちからキノコが生えてくる本当のマタンゴが出現したりしてなーんちゃって。ハイ、真夏のミステリーでした。