すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

地面から生えるエノキ茸?

 雪が少なくなって来たのでたまには海岸の方でも行ってみようと思い、潮風公園を散歩する事にした。潮風公園は海岸道路と砂防亭の間の細長い公園で、松の砂防林が美しい。近年松食い虫にやられて所々松が無くなっているが、そこの空いた土地を利用して東屋を建てたり、芝生広場を設けたり、ウッドチップを敷き詰めた遊歩道を造ったりして良く整備された公園になっている。街に近いので人々の憩いの場になっている。

 私自身今迄この公園をじっくりと歩いた事は無かったので、丁度いい機会と思い出かけた。少し寒かったがこれから晴れてくるので、散歩をしている人を多く見かけた。雪は全く無く、車で移動すればわずかな時間だが、今更ながら海岸部と山間部の積雪量の差を思い知らされた。

東西に細長い公園なので散歩をする人には絶好である

 さて散歩すると言ったって私の事だから当然ただ歩くだけの事は無い。ハイ、勿論おキノコ様を探します。え、冬の最中にキノコなんか有るのかだって?山手では無いからヒラタケやナメコは無いだろうと仰るんですな。まあまあ、それはそうなんですがお目当てのキノコがあるんです、フフフ・・・。潮風公園の石碑を写真に納め歩き出すと、いきなり足下におキノコ様発見。

2代前の柏粼市長が揮毫した石碑

おお、さい先がいいぞ!いきなりおキノコ様発見。

 こりゃあ何だ?私がお目当てにしていたシモコシと違うようだ。シモコシはもっと色が黄色だし、柄も太いはずだ。今の時期地面から生える毒キノコはまず無い。じゃあ一体何だべ?先を歩いて行くとまた有ったが今度は木の切り株に生えている。どうやらよく見るとエノキ茸のようだ。先程採ったものと比べてみる。そっくりだ。う〜ん、でもエノキ茸が地面から生える訳無いしなあ・・・・・・・・・。謎を深めつつ探していると今度は大物を発見。でも今度もやっぱり地面から生えている。これは帰ってからH先生に訊いてみなければ。

これはどうやらエノキ茸のようだ。すると先程のキノコも・・・・?

 広い潮風公園を端から端まで歩き回ったが、その後はさしたる戦果も無く寒くなってきたので引き揚げる事にした。もう少し陽が差すと思ったが思いの外天気は良くならない。お腹も空いてきた。帰るべえ。それにしてもお散歩するには中々いい公園でしたよ。肝心のシモコシは見つからなかったけれど、それは次回のお楽しみに取っておきましょう。

生憎のお天気で今一つパッとしないが米山が見える
絶好のロケーションだ。

 さて帰ってH先生に鑑定を御願いすると間違いなくエノキ茸とのこと。でも地面から生えていましたよと私が言うと、多分地面の下に木の根が這っているんだろうと仰いました。その証拠にキノコの柄の先を見ると木の根らしき物が付いているだろうと仰る。なる程よく見ると確かにそれらしき物が付いている。地面から生えるエノキ茸の件、これにて、あ、一件落着〜。(見得を切る)

 ハイ御陰で来年またこの公園でエノキ茸を取る楽しみが出来ましたよ。でも今日のキノコ採りは全くの外道採りでした。ま、いいか食べられればオイラ何でもいいもん。