先日の津南での大量収獲で終りを告げたかに見えたきのこ狩りだが、どっこいそう簡単には幕は下ろしませんよ。記録を調べてみたら昨年は12月27日がきのこ狩りの最終日であった。正月が来るというのに良くもがいていたもんだと我ながら感心する。で、それならばやはり今年も最後までもがかなければなるまいと言うことで、雨の晴れ間をみてお散歩がてら出勤した。(キノコ採りはお勤めか?)
夢の森公園の近くへ来て出そうな所に踏み込んでみる。雪が消えたので歩きやすいし、葉が落ちているので良く見渡せる。発見!と思ったらありゃあ既に採られている。後から出て来た小さなナメコは干からびている。残念。最近はずっと家に閉じこもっていたからなあ。
何の、これしきの事じゃめげませんよ。次なるポイントへ行く。あ、有った。でも根元から伐り倒されていてお目当てのヒラタケはたった二つ。うーん、我々に理もなく勝手に木を切っちゃあいけませんよ、アアタ。その近くの木に出るナメコは有ることは有ったが、昨年よりずっと少ない。期待はずれだべ。
この木にも少子化の波が・・・・
まだまだ粘りまっせ。次なるポイントへ進軍じゃー!ハイ、有りました、ヒラタケが。でも木の高い所に生えている。今日は長柄の鎌を持ってきていなかったので辺りに落ちている枯れ枝の長い奴を使って強引に落とす。これぞ剛能く(強欲?)柔を制す。でも上を見ていて採っていたらゴミが一杯落ちてきて目の中に入って痛いよお〜。キノコ採りも楽じゃおまへん。
さて最後のポイントへおナメコ様を探しに行く。おかしいな?昨年はこの辺に確か2本の木に生えていたはずなんだが・・・・・。その時同行のUさんが
「あ、あそこの木にナメコが生えているよ」
と別な方角を指さす。え、あっちはないと思ったんだがなあ・・・と思いつつ目を凝らすと
「おお〜、これは何とエノキ茸様じゃあござんせんか。お初にお目に掛りやす。エー、手前すかんぴんと申すケチな野郎でございやして・・・・。」
(アホ!仁義切っている場合か)
枯れ木の上の方まで生えている。なるべく手で採りたいが届きそうもない。しかしお誂え向きに隣に斜めに生えている木が有る。しめた、これに乗りゃあ手が届きますよ。折角見つけたんだ、一網打尽にしてくれん。かくしてエノキ御前は持参の袋にお輿入り。長年お慕い続けた甲斐があったってもんです。
さてお目当てのナメコの木は無いかと思ったらその先にありました。が、昨年と違って1本きり。それも数が少ない。まあしょうがないか、この木も高齢化したもんね。
今年は暖かいせいか既に大きくなっていた。
でも数が少ない。来年は駄目かも?
と言う訳でエノキ御前を初採取。お散歩の役得でしたね。犬も歩けばキノコに当る。(中るのは困るけど)家に居るばかりでは福の神はやって来ませんなあ。まさしく運は自分で掴み取れですよ。(キノコ採ったくらいで大袈裟な・・・・)んで今日も晩ご飯はキノコ料理だ〜。365日続くかな〜なんちゃって。