すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

ニーナ・シモン

 パソコン教室から帰ってきてお茶を飲んでいたら何か聞きたくなって、久しぶりにニーナ・シモンを聴いた。このニーナ・シモンという歌手は他のジャズ歌手とはちょっと毛色が違う。独特のピアノの弾き語りが魅力だ。と言ってカーメン・マクレエのような正統派とは違う。彼女独特のアレンジで元のメロディーを変えて彼女の世界を作ってしまう。まあソウルの先駆けとも言える彼女の歌い方が魅力なのだ。だからある意味彼女をジャズ歌手という範疇には入れない方が良いのかも知れない。

 まあ別に無理にジャンル分けしなくても良い。歌は歌なのだから。それを聴いて心地よくなればジャンルに拘る必要はないのだ。聴く人がこれはジャズだと思えばジャズで有ろうし、ソウルだと思えばソウルで宜しい。

 じゃあ全面的に彼女の歌が好きかというとそうでも無いから、事は難しい。私は彼女の歌に対しては結構好き嫌いが激しい。アルバムBaltimore なんかはあんまり好きではなく、どちらかというと初期の作、ベツレヘムレーベルのazz As Played In An Exclusive Side Street Club/Little Girl Blue(日本名ファースト・レコーディング)やコルピックス時代のNina Simone At Town Hall、Nina At The Village Gate辺りが隙なので有る。

 えー、こんな事を書いたってマニアックでジャズを聴かない人にはチンプンカンプンで面白くないだろうから、聴いて貰った方がいいかな?今夜は特に2曲をかけますよ。ソウルフルな彼女の世界に浸ってみて下さい。

Summertime

The House of Rising Sun (朝日の当たる家)