すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

甘かった計画(燕岳登山)その1

 「最近はいい景色を見てないぞー!」というMさんにされば絶景を見せて進ぜようとて燕岳登山に誘った。土、日は山荘が混むので敢えて平日の金曜日に宿泊することにした。柏崎から車で3時間。登山口の中房温泉に着いた。さて問題は車を駐める所だ。土、日はしょうがないにしても金曜ならと考えていたが甘かった。既に何処も満車状態。しかしこちとらそれくらいで怯むお兄いさんとは訳が違うんでえ!何とか強引に駐車スペースを確保する。これで良しと。本日のメンバーはお馴染みお散歩クラブの3名。出発は8時20分。さあ、頑張るベえ。

駐車場。なるべく登山口に近い場所に駐めねば。

中房温泉の燕岳登山口

平日だが学生さんは夏休みだし大人もまだお盆休みなせいか登山客は多い。さすが人気の山ですねえ。さていきなりの急登で息が弾むが徐々に慣れ、第1ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチ、富士見ベンチと無事通過。合戦小屋が見えてきました。ここで昼食を摂ることに。

合戦小屋につきました。少し小雨がぱらついたが、どうやら大丈夫。
出発の頃には晴れました。Mさんは30分遅れで到着。ご苦労様。

合戦小屋名物のスイカ。800円也。これはMさんの奢りです。悪いなあ。
ここで約1時間の休憩。

合戦小屋からは森林限界で周囲が見渡せるが筈だが、ガスで何にも見えません。出発してから5時間40分後、漸く本日の宿泊所燕山荘に着きました。私がまず先に到着して宿泊手続きを済ませたが、疲れて小屋の急な階段を登るのが辛い。一休みして後の二人の到着を待つ。

到着した燕山荘はガスに包まれていた。

 二人が到着したので私は周辺の散策に。

山荘前の看板。晴れていれば槍ヶ岳裏銀座の山々が見える筈だったのだが・・・・。

山荘直下のテント場。本来ならこの背後に燕岳の勇姿が見えるのだが・・・・。

山荘周辺を散策。周囲の景色はな〜んも見えまへん。

 さて夕食までまだ時間があるのでお体に良いお飲み物をと言うことで
山小屋宿泊なら当然生ビール。カンパーイ!ぷは〜、うんめえ!

山小屋に到着したらまずは生ビール。おつまみは持参しております、はい。

 私たちの夕食は5時50分。1回で100名程が食事を摂ります。これが4回と言うから宿泊客の多さが分かろうというもの。

食堂風景。さて今日の献立は何かな?

夕食はチースハンバーグがメイン。普通山小屋の食事は余り美味しくないのだが、ここのは美味しかった。

 燕山荘名物はオーナーが吹くアルプホルンの演奏だが、本日はオーナー不在とのことで演奏無し。これには一同ガッカリ。さて夕食を食べれば後はやること無し。布団に潜り込むだけだが、本日は平日にも拘わらず、敷蒲団2枚に大人3人。狭いの〜。まっ、しょうがないか。早く寝付けますように。寝場所は上下2段に分かれているので、下段は天井が異様に低い。うっかりすると直ぐに頭をゴツンだ。で、私はここで這いつくばって行動することにした。消灯は9時だが閑だ〜。ここでMさんが夜景が見えると言ったので、窓を開けてみると何と松本の街が満月に煌々と照らされてみえるではないか。どうやらガスが取れたらしい。こりゃあ明日は期待が持てるかも。ワクワクしながら眠りに就いた。

満月と松本の街明かり