はい、読者の皆様、またまた今日もおキノコ採りですよ。毎度毎度キノコ記事ばかりでえろうすんまへんなあ。（どうして時々そうやって関西人になるの？）でも本日で今年のキノコ採りは終了。言わばキノコ納めでがんすな。本当は明日がお天気がいいから、明日でも良かったんだけど、同行のＵさんの都合もあるし、そして何より明日は休日なのでよそ様に先に採られたくないという心理も働いているのですよ。何せ欲張りなもんで。
お天気は午前中も持ちそうもない予報だったので、車で行く時間を考えると、おそらくキノコ採りをしている時間は1時間ちょっとくらいしか有るまい。そこで確実にあると思われるポイントだけに絞って勝負をかけた。
途中までは雪が無くてこの分だと雪はほとんど無いかも知れないと考えたが甘かった。現地へ着く一歩手前の所から雪が見え始めた。道路にこそ雪は無いが、木々にはしっかり雪が積もっている。アチャー、拙い。お日様が照っているのに前途に暗雲が垂れ込めたような気がしてきた。
うー、雪がしっかり積もっている。こりゃあ前途多難だべ。
現地の気温はたったの1度。寒いよ〜。一応防寒具を着て出発。こりゃあ雪の下のキノコなんて到底見つけられないだろう。もうお目当ての木に向かって一直線じゃー。お目当ては前回やっと幼菌が出始めていた倒木。もうそろそろ採らなければ雪の下になってしまう。焦るぜ。さてその倒木の所へ来たら、お隣に立っている木におナメコ様が生えている。この木は前回僅かばかり幼菌を採った木だが、大分ヨタってきていたので、余り期待していなかったのだ。だが結構上の方まで出ている。奥手のおナメコ様だったのですね。でもさい先がいいですよ。
あんらー、思いがけなくお隣の木にも出ている。ラッキー！
さてお目当ての木は？ おお、出ている、出ている。イヒヒ、これだからおナメコ採りは止められませんて。でも雪を被っているので、どの程度出ているのか皆目見当が付かない。まあ、取り敢えず写真を撮ってから戦闘開始！
おお、出ている。でもチベタそう。お手々かじかむかも？
こんなに雪が積もってるんだったら、軍手ではなくビニ手をしてくるんだった。作戦を誤ったぜ。でも愚痴を言ってもしょうがない。こうなりゃ我慢してひたすら採るだけだ。おナメコ様は倒木の上側よりも下側に集中して出ている。サイズも中々のものだ。一応鋏も持ってきてあったのだが、凍っていて全然役に立たない。止む無く手で直接採る。うー、チベタイ。冷たさで頭がキーンとなる。ナメコ採りも楽では無いですなあ。（ホント、物好きな奴ら）
こ、凍ってるー！倒木の下に手を突っ込んで採るのだが、
これが冷たくて容易でない。
雪でよく見えないながらも手探りでひたすら掻き集めた。すると何だかんだで昨日の鵜川での収穫量の5割増しは確実にあった。予定ではこのまま津南町まで下り、後二箇所程探そうと思っていたが、手が冷たくてしょうがない。ここで私は戦意喪失。お天気も来た時とは打って変わって怪しい雲が出始めた。早々に退却した方が良さそうだ。ほくほく線松代駅に来た時は雨がぽつりぽつり当たり始めていた。気温は7度まで上がっていて雪の片鱗も無かった。やっぱりお山とはえらく違いますな。
ほんの1時間程でそこそこ採ったので良しとします。キノコ納めにふさわしく雪にも遭いました。来年の豊猟を祈って今シーズンのおキノコ採りは終了です。お陰様で冷凍庫も満杯になりました。後はひたすら食べまくるだけです。（笑）
