すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

消えるデータ

 今回98のエミュレーターを作った時思ったのだが、嘗てのフロッピーディスクに記録したデータで読めないという物は無かった。ところが以前焼いたCD−Rの中には最早全然データを読み取れないものが有った。

 まあ以前から言われていた事だがCD−Rの記録は10年程すると読めなくなるものが出てくるという話が有った。実際私の焼いたディスクの中にもそういった物が何枚も出て来ている。フロッピーならデータ容量が少ないので、例え1枚や2枚読めなくなったとてまだ諦めが付くが、CDやDVDの様に大容量の物は読めなくなった時の被害が余りに大きい。

 従ってデータの予備を読めるうちに何枚か作るか、或いはUSBメモリーなどの別な記録媒体に残しておかないと甚だ危険と言う事になる。こう簡単に読めなくなるようでは何のためのバックアップか分からなくなるが、まあ今のところ二重、三重にバックアップを取るしかないので、しょうがないと言えばしょうがない。

 しかし先ほども述べたように記録媒体の容量が小さかった時は不具合が少なかったように思われるが、どうも何でも大容量になってから壊れやすくなったような気がする。ハードディスクもそうで有るが、もうそんなに大容量を必要とする場合は多くないと思われるので、寧ろ長期保存に耐えるようなしっかりしたメディアを作って貰いたいものだ。

 そういった意味でフロッピーディスクは案外優れていたんじゃないかと思う。容量が小さいので、当然データの消失というリスクも小さくなる。フロッピーが消えたのは容量の小ささと読み書き速度の遅さ、製造コストが掛かる事で有ろう。でも安心して使えた。そしてその後スーパーフロッピーという100M対応の物も出たのに、余り普及しなかったのは残念だ。

 そもそもデータは保存が目的なので消えてしまっては困るので有る。これは何もCDやDVDに限った事ではなく、USBメモリーやSDカードに関しても同じで有る。記録容量よりも壊れにくい物を。それでこそバックアップと言えるので有る。