すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

生兵法は怪我の基

 先ごろノートパソコンをセットアップしてあげたお隣の町内のHさんから電話があり、
 「メモリーを8GにしたんだけどWindowsの終わらせ方が悪かったせいか起動しないんです。メモリーが2Gの時の設定が残っちゃっているのかな?」
私はこれを聞いておかしいな、そんことないんだけどなと思ったので、
 「新しいメモリーは適合品でちゃんと認識されていますか?」
と尋ねると、ちゃんと認識されていてWindowsのメモリーチェックでも問題なしだという。しかしWindowsにはログオンせずその手前でループするばかりだと言う。

 そこでパソコンを預かり、調べてみる。確かにWindowsに到達しないでループする。セーフモードでも立ち上がらない。うん、システムファイルでも壊れたかな?でもちょっと違うようだ。そこでWindows7の修復ディスクやセットアップディスクで起動を試みるが駄目。CDやDVD−ROMで立ち上がらないとはおかしい。やはりメモリーがおかしい。

 それで以前のメモリーをHさんに持ってきて貰って付け替えたところ難無く起動した。次に新たに買ったメモリーを一枚ずつさして電源を入れてみたが、どちらも電源が入ったり切れたりして駄目である。やっぱりメモリーが適合しなかったのだ。そもそもハードを交換して直ぐにおかしくなったらそれはそのハードに大体原因があるとみて間違いない。HさんはWindowsの終了の仕方が悪かったとか、Windowsのメモリーチェックでなんの問題も無かったことからメモリーになんの疑いを持たなかったのが迷走の原因である。だがWindowsのメモリーチェックなどあんまり当てにならないのである。

 ネットオークションでメモリーなどのパソコンパーツを買う時は良く良く調べて買わないと痛い目を見る。まあ、メモリーなどは今ではかなり安くなったので、少しくらい失敗してもさほど痛くはないかも知れないが、昔のように一枚数万円もしたなら大事である。そもそもこういう失敗はなまじ少しパソコンを知っているものが良くやる失敗なのだ。パソコンに詳しい人に買って貰ってつけて貰えば、責任はその人に有るのだが、自分でやれば自己責任である。とは言え男はキカイイジリが好きだから、自分でやってみたくなるんだよねえ。かく言う私も随分お金を捨てました、あはは。まあ、失敗もまた勉強です。これで諦めちゃ面白くありませんよ。Hさん、これに懲りずに奥さんを誤魔化してへそくりを貯めてまた挑戦して下さいな。(笑)