すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

またも同じ本を借りてきた

 図書館へ久し振りに行った件は昨日書いたが、その時本もついでに借りた。「新 怖い絵」が有ったので、おお、これはまた新しい奴がでたなと思い、中身も碌に見ずに借りてきた。表紙に見覚えが無かったからで有る。

 しかし家へ帰って早速読み始めた所、あれ、何だか読んだ様な気が・・・。
登場する絵も確かに見た様な覚えが有る。そしてそれは読み進めるうちに確信に変わった。やっぱり、これ読んでる〜。アチャー、またやってしまった。どう言う訳か、この「怖い絵の」シリーズで以前も同じ失敗をしていたのである。懲りずに同じ失敗を同じシリーズの本でしてしまう。これじゃあ、「怖い絵」ではなく、「怖い本」である。(笑)

 それにしても選ぶ時は何の躊躇も無かった。表紙の絵に全く覚えが無かったからである。印象の薄い絵だったのかも知れないが、ちょっとボケが始まった様で些か情けない。どうも歳を取ると最近のことは忘れてしまいがちで、昔のことは呆れるほど良く覚えている。そして執拗に昔のことばかり話すのだ。

 いよいよ典型的な年寄り症状を呈してきたかと思うが、有り難いこともある。それは借りてきた本は確かに読んだ覚えは有るのだが、読み進めなければ、何一つ内容的には思いだしてこないので有る。だから半分は新鮮な気持ちで読むことが出来た。そう言えば今年登った常念岳も3回目にも拘わらず、途中の行程は全然覚えていなかった。新しい山に登った様な気分だったのである。記憶力が薄れるというのはそんなに悪いことばかりじゃ無いようでして、エヘヘ。